【旅の極意?】そりゃ所要時間は料金に比例するのが世の道理
旅に必要なのは
移動のための交通費、と宿泊・食事その他の滞在費。
これらをあわせて最小限にしたいもんで
各種テクニックを磨いているわけだ。
ただ人間に与えられた時間というものは限られていて、
素早く移動するためには費用がかさむ、という原則がある。
今回は函館を基点として、
本州方面への移動、特に「仙台」を目的地に考えてみたい。
まずは手っ取り早い発想で
●新幹線で行く
とする。
JRの正規料金は18,370円。
これをJR東日本のサイト「えきねっと」のお先に特ダネ」だと
新函館北斗~仙台が30%オフになるので12,705円。これプラス
函館~新函館北斗440円で合計13,145円。
ただし、このきっぷは2週間前にネット予約して購入し、便の変更が利かないのね。
ブログ主は仙台くんだりまで行くのに
時間を縛られるのはすごく嫌だし、函館~新函館北斗が別料金というのが
さらに嫌。
所要時間は函館駅から3時間前後。
日程を細々縛られて3時間前後かけて約13,000円。
これに対し違う行き方はないのか。
●フェリーとバスを乗り継ぐ
こりゃ時間かかるぜ~。
時間をかけたぶん、どんだけ安くなるんじゃ、という話。
大人ひとりの旅客運賃は(津軽海峡フェリーの場合)
函館港~青森港の料金はC=3,450円 B=3,020円 A=2,460円
ネット予約で10%オフ。
※期間は(2000/7/1以降)
A=10/21-12/25 B=A,C以外の期間 C=7/11-8/16
所要時間は正味で3時間40分。かかりまっせ!
そっからのバスは青森駅~仙台駅が4時間50分。
料金は日程ごとに4,100~6,200円の範囲で4段階。
ちなみに青森港とJR青森駅の連絡バスが1回300円。
もっとも安い組み合わせで2,220円+4,100円の6,320円で
JRの正規運賃の3分の1だけど、所要時間は接続も含めて10時間を超えるケースがざら。
もっとも高い組み合わせだと3,450円+6,200円なので、JR正規料金の半額より高いぜ。
ホント世の中うまくできていて
3倍の時間をかけて3分の1の料金でいくか、3分の1時間で3倍の料金を払うか。
の選択となっておる。
まあ船旅もバス旅も楽しいのだけどね。
となると結論は「日程を選べ」となる(笑)。
で、乗り放題フリーきっぷが発売されている時期に旅をしろ、ということでもある。
ゆとりのない旅ほど疲れるものはないからね。
50歳以上なら加入できるJR東日本(w/JR北海道)の乗り放題パスは
北海道+東日本会社板が26,620円、東日本会社だけ版が16,550円で
年3回発売されている。なのでいつもその発売時期限定のタビになっちまい
飽きてきた(笑)。4泊5日とか固定になるしなあ。
世の中は日程を選べない人ほどお金を失うしくみになっているのさ。
というわけでようやく令和2年・第五回タビのバス旅部分のハナシ。
◎仙台~盛岡 3,100円。
◎盛岡~青森~函館の組み合わせきっぷが5,100円
仙台→函館が合計8,200円。
でも前日山形泊だったので、青森で1泊して(ダイワロイネットのポイント利用で実出費200円)
函館へと帰ってきました。ちょっと時間かかりすぎだぁ。
なので仙台よりさらに遠くへ行きたいときはちょっとないね、フェリー+バス。
函館~羽田の航空便もそのときどきの料金しだいだけど、
実際には函館~羽田より
函館~伊丹(JAL)、函館~セントレア(Air Do)のほうが空いてて安かったりするので、
東京近辺は極力行かないようにしましょ、で丸く収まる気もしないではない(笑)。
というわけでまだまだ東京に興味関心がある皆さんには
ちっとも役に立たないハナシになってしまってメンゴ、です(笑)。
補足…wifiの使えない「はやぶさ」より、ずっと使えるフェリーのほうが時間が有効に使える説もあったりね。これで東北縦断の高速バスがフルwifiになれば、また考えが変わる、かもよ。
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