【マユツバ対決】Go To トラベル vs 「どうみん割」

結局のところ、消費者（旅人）をバカにしてる、ということで結論です。

別にマジな消費者じゃない「観光客」については

どうぞどうぞ（笑）ご利用くださいませ。

問題点を簡単にいいましょう。

「業者の皆さん、商品を値引いてください。値引いたぶんは政府（北海道）が還元します」

あんたが事業者なら、そう言われたらどうするね？

上限まで還元してほしいもんだから、値引き額が最大になるように設定しませんか？

ということは結果的に高い商品を売りませんか？

安い商品は引っ込めませんか？

商品の数の多さじゃなく、助成額を早急に満額回収しようと思うでしょ？

で、実際の売値のことは忘れて、値引き前の価値を念頭にしてフルサービスしますか？

そっか、サービスに厳密な値段などつかないか…。

そして。

その商品をどこでどうやって売りますか？

どこでどうやって宣伝しますか？

どこぞの旅館の女将さんが「あっという間に売り切れました」とか

言うておりましたが、それ宣伝だってば。

助成枠いくらで商品何本用意しましたか？

だって簡単にへこんだぶんを挽回できたから、自前で追加発売したんでしょう。

そういったカラクリに無頓着な「観光客」向き。

２万円がいまなら１万円ですよ～！

あおられて飛びつく浅い考えの皆さん向き。

このホテルはどうみん割に名前があるけどいまだ休業中

宿泊商品、おもてなし商品ほど値段のつきづらいものは

ないのだ、と知らない人向き。

ふだんはこのプラン○万円ですよー。

それ食事についてですか？お部屋についてですか？

高級企画で値引き幅が大きいほどすぐ売り切れるんじゃないんですか？

というわけでふだんからギリギリ、ＣＰ高々の販売をしている

相場観バレバレの事業者さんには逆においしくない企画だわ。

というわけでブログ主のように、

素泊まり専門、１泊8000円でもじゅうぶんお高いというケチケチ感覚の

「旅人」には今回のマユツバ企画は無縁だと知りました。

ちなみに

この一覧は北海道がいま公式ページで掲載している「特別追加申請枠」の該当ホテル（函館市内）

20/7/27AM10更新のリストなのだが

販売終了とも、販売中とも、書いてなくて連絡先すらない旅館ホテルの「商品」は

どうやって買うんですかね？

未発売なら発売予定日ぐらい書かないと。

（北海道は事業者各々の要望に沿って掲載してるとのたまう）

湯の川温泉で営業再開してないホテルとかも載ってるしなあ。

それにしても、どうみん割には旅館・ホテル以外に「簡易宿所」って、

カテゴリーがありますが、いったいどんな客層がターゲットなんでしょうかね？

高い商品を安く見せる商売からは遠い遠い方々な気がするんですけどねえ。

インバウンドも東京都民もまったく姿が見えなくても

ご近所の北海道の皆さんに「どうみん割」でアプローチするイミがわからなぁい。

まあ自由なんですけどね。

近代的ホテルは嫌いで、古民家好きというジャンルがあるのでしょうか。

函館旅行でも？？？

外見的に民泊と区別がつかないケースもあるけどなあ。

こりゃ大家さんがご近所にいる前提？

ゲストハウスって、値引いて美味しいほど単価が高いんでしたっけ？

最後に「新しい生活様式」

つまり、新型コロナ感染拡大のガイドラインを厳守することが

こうした企画の参加資格なんですけど、

ぽっと出の小規模民宿さんって安心なんでしょうかね。

※こちらは某飲食店の署名の無い無責任な貼り出しです、念のため。

というわけで

見切り発車で大混乱

を冷めた目で見ているブログ主なのでした。

四連休だけ賑わってもしゃあないけどなあ。

あ、そうそう湯の川温泉閑散の根拠は団体さん用のバスを見かけない

からかもしんないです。

団体さん…ことしいっぱいはムリなのでは？

バス業者痛いです。

休業中のホテルの駐車場に札幌ナンバーがズラリ。

でも、

大型バスはカゲもカタチもないのね…

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