【終着駅めぐりの旅】青森編…さいはて旅情はやはり北国!?
さいはて旅情という点では青森県内の終着駅も
北海道に近い旅情を醸し出しているので、先に終わらせておきますね。
津軽線・大湊線のどちらも
たどり着いた感、行き止まり感には一応満足できる終着駅でした。
9.三厩(みんまや)
(津軽線)
北海道新幹線が開通する前は青函トンネルをくぐるために
常に津軽線を経由していました。でも「竜飛岬まで行くぞ~」という明確な
目標がない限り、三厩までは到達しませんよね。
2019年4月の弘前遠征時に再訪して全駅確認。
10.大湊
(大湊線)
津軽線の終着・三厩(北緯41度11分7.3秒)よりも
大湊線の終着・大湊(北緯41度16分49.7秒)のほうが北にあるのですが、
大湊のひとつ手前の下北駅(北緯41度16分58.8秒)のほうが本州最北、
という…根室と東根室の最東端争いのようなもやっとした関係です(笑)。
2010年に新幹線が八戸~青森間で開通。
この区間が青い森鉄道に変わったので、野辺地から分岐する
JR大湊線は孤立してしまいました。
日本で第三セクターに区切られて孤立しているのは、
ここと石川線の「七尾線」の2か所です。
2016年7月は下北半島タビをしていて、尻屋崎、下風呂温泉などを
巡って大湊に宿泊しています。
仏が浦と恐山にまだ行ってないのが心残り。
11.青森
(東北本線ではなく奥羽本線)
バックに青森ベイブリッジが見えるのが青森駅らしい情景
東北本線利用者としてはずっと長い間、青森が東北本線の最北の駅と思っていたのですが、
気が付いたら新幹線ができていて、東北本線の最北は盛岡になっちゃってました。
よって青森は奥羽本線の終着駅。
でもまあかつて青函連絡船が出ていて北海道・函館と結んでいたので、
最果て感はありません。連絡船時代の記憶もかすかになったなあ、と
いまさらながらに思います。よくホームで立ち食いソバ食べてました。
でも終着駅なのに隣の駅がふたつ(奥羽線&津軽線)あるのは案外珍しいのではないでしょうか。
※終着駅シリーズもこれで3回めですが「終着駅」という解釈にはさまざまあることが
伝わってきたかと思います。
真正の「行き止まり」だけでなく、廃線の結果(現時点で)「行き止まり」になっていたり、
JRはそこまででも私鉄がそこからさらに先に伸びていたり、
はたまたスイッチバックで特定の方向にだけ行きどまっていたり。
というわけで本シリーズ、気分的には
●両側に隣接駅が表示されていない
●現行列車に有効な車両止めがホームから見える
という2点を重視して「終着」駅を考えていきたいと思ってます。
「行き止まり」感、「たどり着いた感」が足りないと達成感もだだ下がりなのが
伝わるかな、なんちて。
最終的にはうまく行っててみるべき「ランキング」になるとよいですねえ。
終着駅を盛り上げる要素はまだほかにもあると思いますが、そのうち出てくると思いますよ。
本日のところはNo.11
まででした。次回はイッキに九州まで飛びます。
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