【令和二年・第四回タビ】宇部線・小野田線残り&ぶったまげのひどい駅前
今回のタビ、山口県乗り鉄で「小野田線」を乗りました。
小野田線は山陽線も通っている小野田駅から居能(いのう)駅までの短い路線。
総延長11.6キロ。
いちおう説明はしますがこの記事は乗り鉄そのものを語ろうという意図は
ありません。
ちょっとしたびっくりネタ。なぜ?どうして?ネタなので。
とりあえず進めます。
前回19年5月のタビでは支線の「長門本山」まで行きたかったので、
新山口から宇部線経由で宇部新川、居能まで乗って、そこから
小野田線を雀田まで進み、長門本山で折り返して、
同じルートをまた新山口まで戻ったわけです。(黄色の矢印)
よって宇部線の宇部~居能、小野田線の雀田~小野田が乗り残し。
というわけで今回のタビで
宇部・小野田という山陽線で一駅しかない区間を
宇部線・小野田線経由で乗りつぶしました。(青矢印ルート)
列車の運行は
(1)宇部発・宇部線・新山口行を居能で下車
(2)宇部新川発・小野田線・小野田行に居能から乗車
これは基本パターン。
で。
day-5で乗ったときに天気が悪く
車内から撮った駅標が濡れた窓ガラスでぐちゃぐちゃだったので、
例によってday-7の県内乗り鉄日に乗り直したわけですが、2回めは
乗換時間があったのでまず出発点の宇部駅にこうして降りてみました。
山口県宇部市は人口17万。山口県第三の都市。
確かに「宇部新川」のほうが中心街に近いようなんですが、
通称「西宇部」とも言われるこの宇部駅の駅前が凄かった。
伊予大洲の駅前も凄かったけど、ここは凄かった。
駅から南に200mほど進んで最初の交差点が県道215号。
この交差点まで行って、ビビって駅まで戻った次第。
右に左に。です。やっているお店がないどころじゃあない。
この唐揚げ屋さんもつぶれてました。まさに「空」揚げ屋さん。
この駅前では商売は成立、してません。
人口17万はかなり立派な規模なんですが。
函館の五稜郭駅前も桔梗駅前も圧倒的に勝ってます(笑)
街のできかた、駅のできかた、それぞれの土地には事情があって、
重ねてきた歴史があると思いますが、これってどんどん拍車がかかったせいなんでしょうね。
コンビニも何もないというより、
何も探さないほうがいい、そういうメッセージを受け取りました。
day-7では素直に居能で乗り換えず、前回も降りた「宇部新川」まで行ってみました。
宇部市の中心に近い宇部新川駅にはこんなポスターが貼ってありましたが、
いわゆる駅前のソバ屋で
「肉玉うどん、できます?」と店のおばちゃんに聞いたら
なんか下を向いてごそごそしているばかりで1分待っても
「できる」も「できない」も「ちょっと待って」も返ってこないので
あきらめてコンビニおにぎりで小腹を満たしましたとさ。
こういうのもまた「山口県のダメなとこ」なのでしょう。
総理大臣を何人も輩出して、インフラ系はそれなりに整備されているのでしょうが、
住みやすさ、幸福感が足りないのでは?
そういう感じです。
小野田線・乗り鉄2回めのほうは順調に進み、小野田まで
乗りつぶすことができました。
セメントの積出港として発展してきた宇部・山陽小野田、両市の歴史
を振り返ると令和時代を乗り切るのはなかなか厳しそう。
本州の西のはずれで見てはいけないものを見てしまったday-7だったのでした。
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