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2020年5月23日 (土)

【新型コロナで混乱の街角】飲食店&観光地の非常事態は次のステージへ

ちょっと優先したい気になるハナシがあるのだけど、

消化するまでにもう半日はかかるので、暫定的にこのネタを放っておきます。

200522_nhk5am_news

これ、怪しいのね。

さて、

短期限定と言いつつだいぶ長くシリーズが続いた(続いている)のには理由がある。

もちろん「新型コロナ」という感染症との付き合いも長期にわたることは

明白なので、中締めをして簡単に終わる、というものでも、ない。

今回の件でさまざまなホンネや本質がのぞいてきたと思うし、

もろもろ含めて、これは人災である。

休業と補償はセットである、というコンセプトのもと、

北海道が休業要請施設に対し、まず30万と言ったので、

函館市も不公平のないように北海道が(30万までは)給付しないジャンルの施設に対し、

あわせて30万になるように揃えたのである。

ただこれを(道外)他の自治体で見ていくと、

まったくバラバラであり、

道外のある街では飲食店関係をはじめとして一律10万なのだそうだ。

何店舗営業していても一事業主に対し、10万。

雀の涙である一方、5月1日時点で有効な営業許可があればいい

となっている。

つまり駆け込みOK。

そういう自治体の施策に応じて

休業メッセージはその土地土地で異なることを知る。

そこでまずとりあえず北海道という前提で

ブログ主は視野の中心に

「アルコール提供のある飲食店」かつ
「従来午後7時以降も営業している飲食店」

と置いてみて、観察結果をまとめると

1.臨時休業=感染拡大防止への協力
2.時短営業=19時以降のアルコール提供の中止
3.店舗営業中止=テイクアウト営業の実施

という段階的発想になる。

ただし

1.の「臨時休業」に対しては

反応が分かれる。

それは

・店を開けても客が来ない=仕入れた食材が余り、非効率的

つまりコスト面を考えて休んで補償金を受け取ったほうが店舗営業継続につながる

という考え方と

・「新型コロナが怖い」「うつったらどうしよう」

そして

・「誰かが自分の店で感染を広げたらどうしよう」

という恐怖感からの休業。

SNSであらぬ噂を広げることが考えられないローカルで

高齢客層のお店ほど、このスタンスが多い不思議。

これは無知から来るものだろう。もしかして

【新型コロナ】に対する恐怖感は時間が立てば収まる、

と勘違いしているかもしれない。

結局函館では30万と言う前提の有無でスタンスに大きな差が生じてもいる。

じゃあ、ワクチンが完成して普及するまでずっと自主休業していなさい。

それで食っていけるのなら。ドーゾ。

 

いつもここは期待を裏切らない。昨晩。金曜夜の某所。

もう夜9時前にここにいることは自分にとって非日常。

せっかくなので覗いてみよう。

200522hakoviva000

え?再開???

200522hakoviva_6shops

真っ暗。開いているけどここも真っ暗。↓

200522hakovia_yuuhigh

毎日こうなんだろうな。

200522hakoviva_ryuco

ここは正面で店主?サンが暇そうに腰かけておる。

200522hakoviva_night

並列的にいろいろ見ているとこのパターンの対極にあるのは…

観光弱者のローカルほど客の立場に立たない、

訪問者を歓迎しない風潮。

そういう街は「観光を捨てている」わけだ。

函館の哀しみとはまた別次元。

自分さえよければ、

よそ者は排除の線引きはなかなか微妙だけど

新型コロナ感染者が少ない土地ほどまた確実に偏見も強かったりする。

結果的に非マスク率も高い。

極致がここだったかな。

200521minokamo_tb

観光案内所はまあどこも閉まっているけど

200521minokamo_rentacycle

レンタサイクルもやってないケースがあるけど、

200521minokamo_coinlocker

コインロッカーまでか!

観光客をテロリスト扱い。その無知。無見識に、いいね!

ここなんかけっこうな観光地なのにこの書き方。

ただでさえ観光客皆無なのにこのスタンスには感心する。

200519ichinoyu_kinosaki

まあ自分のような道民は別にして、県内在住者もアウトなんだって。

ここからどう出口を見つけようというのかな?

こういう古いスタイルの観光地(温泉地)はこのままどんどん

沈んでいくでしょうね。昭和期は超有名な温泉だったのに。

これでインバウンド欲しがり症候群とは笑止だなっ。

200519nishimuraya_kinoseki

この格式の旅館がどこでもあると思ったら大間違い。なのに。

 

永久休業する選択から、以前の通常業務に戻す、までの

さまざまな出口戦略。

もう6月になれば自治体は何のガイドラインも示してくれないだろうね。

さあ体力勝負。

まあ客の立場からすれば、

一生懸命頑張っているお店を応援する

そんだけの話。

でもそういう目線のない街もあるし、知恵の共有が見えない人たちも多そう。

応援する価値のないお店も多いでしょ?

言い方を変えましょう。

誰かが応援するお店をブログ主も温かく見守ります。

じゃあ、

この店頭で誰かが応援してんの?

そういうお店はどうなるでしょうか?

 

…というわけで、ほんとうは5月に予定していた

「名店」「迷店」「良店」「普通店」「奇店」「泡沫店」の

くくりの話へようやく進めるかも?と胸をなでおろしている次第。

特に函館は「泡沫店」が多いので

なぜ泡沫店になりしか、は文化人類学的?な推敲になりますからね(笑)。

とにかく第一級の非常事態は去りました。

これからは緩い非常事態が1年以上続きます。

さあ、あなたはどう生きていきますか?

他人の動向をどう読んで、どう行動しますか?

「幸せに生きる」「幸せに暮らす」

遠大なテーマがまだまだ展開されます。

 


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