【日常→非日常→日常】「癒される絶景」を掘り下げる。PART2
そういえば「絶景の定義」を
このブログの初期設定「フォトアルバム」に分類したんでした。
長い間、意識から飛んでましたね。
どこの街でも見られる風景。では
わざわざ観光に行く価値はない。
ただ「わざわざ観光する価値」の認識は
個人個人の認知力によっても左右されますわ。
昔はお城なんてみんなおんなじだと思っとりました。
城下町に行っても、別にキョーミないし、みたいな。
でもこれわかり始めると「へえ」「なるほど」「やっぱり」の連続。
これ現存十二天守から入って正解です。
でも古くから残るしょぼい天守より、お金をかけて復原され多くの市民に愛される天守のほうが
見栄えがするケースも多くてね。
ね?同じ「現存」でもギャップでかすぎ。
これで「国指定重要文化財」ですらないけど、集客力はバツグン。
でもそれ近くに寄ったり中を見たりすると全然魅力度の方向性が違いますよ。
天守だけでも味わいというか、観光的な位置というか。
復原天守も含めて人の作った構造物が自然環境に食い込んでいる姿も
絶景っちゃあ絶景です。
それと日本全国でよくあるのは橋ですかね。
お城と橋が同時というのは例えばここですが、橋そのもののスケール感というのも
観光的魅力のひとつだったり。
お城に上るとこの風景が見えます。そうそうこの絶景↓も城跡に上ったら
見えたんでしたね。
この橋は
一本の長さが1520mだそうです。
日本最大ではないのですが、連続して三発なのが
すごいスケール感。
単体日本一はここでした。
まあ人工物、で言えば「青い空と海に真っ白な灯台」。最初はこれに魅せられたんでしたね。
灯台の役目は「白」じゃないんですが、灯台も自然とのコントラストメイキングにひと役買ってくれます。
こうして見ていくと絶景の定義は極めて広い。
誰にも自分なりの絶景がある。
○○のある風景、○○のいる風景がその旅の記憶と共に「癒し」につながっていく。
次に見た何か、との共通点・相違点が記憶に深みを残していく。
それホントは人生に絶対必要なコトだと思うんですね。
いわゆる健康に長生きするための脳内活性のうちのひとつ。
絶景を定義ったあとは観光を定義ってみようかな。
おっとその前に「リアル第四回タビ」かあ?
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