無料ブログはココログ

« 【シミュレーション=令和二年・第四回タビ】ぐるっと四国、乗り鉄編 | トップページ | 【混迷の函館飲食】速攻終わるお店には理由がある…だからPART2 »

2020年5月19日 (火)

【北海道のスージはどうなってる?】新型コロナ出口戦略でもう日本がバラバラ

まーず最初に久々にこれを出しといて…

200519hokkaidouchiwake

200519hokkaidouchiwake2

ブログ記事を始めます。上記は5/18までの集計数字。

 

4月7日の政府による緊急事態宣言。

これに北海道が含まれていなかったこと。

もう忘れちゃいました?

最初の緊急事態宣言は7都府県に対して出されたんでした。

チェーン系の飲食店はその時点で何らかの反応を見せてましたね。

北海道はそれ以前に独自に一回「緊急」宣言をして解除になりました。

で、その政府による「緊急」の全国版が4月16日に発出。

そして当初予定の5月6日に終わらず、延長が入り、5月15日に39県の緊急事態宣言が

解除されました。

まあね、ブログ主は当初から危機感を煽るだけ煽っておいて、あとは

全国の知事さん個々の判断におまかせよ、になるんじゃないか危惧してました。

案の定、特措法のくくりのなかで中途半端な権限を与えられた知事さんたち。

もちろん休業要請と補償はセットでしょう、などといくらいっても

都道府県レベルで使える予算は限られていて、国が動かねばどうにもならんところ、

赤字国債を乱発するしか手は残されていないという始末。

まあまあその展開はわかりきったことですな。

このブログでは素人は素人なりに感染者の増加率を直視して、トンネルの出口が近づいて

いるかどうかはわかるハズと主張。

当初増加率3%未満を感染者上位の都道府県が連日マークすれば、緊急事態解除は見えてくると

言ったものでした。

ただし感染者数を積み上げれば積み上げるほど2%でも多い。1%でも減ったとは言えない。

安心できない、という理屈になっていき、結局日々の増加数を対人口比でチェックする方法が

もっともリーズナブルなのでは?というところに落ち着きました。

ここんとこの日本全体の「増加率」はすっかり1%を切っているので、これを都道府県ごとの

詳細なパフォーマンスに落とし込む。

これが出口の近さ指数となるわけです。

この数値目標を安倍チャンに先駆けて、突っ走ったのは大阪の吉村クンでした。

若いっていいね、と誰かが言っておりましたよ。

北海道の鈴木クンの抱えた問題はまた別で、北海道と言う面積がだだっ広くて

塗りムラの激しい特殊な地域にどういう指標を落とし込んでいけばいいのか、

妙案が浮かばず、しかも給付に傾ける予算という雑巾は乾ききったままの

スーパードライ。

かなり泣きが入りましたね。

当然税収の大きい人口の多い街がこういう件は主導せねばならず、

函館市の30万などは案外、太っ腹なことが後々わかりました。

で。出口戦略の最初の基準となる指標を

北海道に落とし込んでみればどうなるのか?

これをやってみたくてしかたなかったわけです。

大阪では通天閣のライトアップを黄色から緑に変えたりして

イベント的に盛り上げたのだとか。

じゃあ、それを札幌のテレビ塔でやるべし、と思って

下の表にしてみましたが、

皆様ご想像の通りのあらあらなのでした。

200519kaijo_kijun_1st

安倍チャンの言う出口戦略の最初の数字が

「人口10万人あたりの感染者数が0.5人」未満を一週間続ける。

だというか直近一週間の平均値がエリア人口の0.005%…20万分の1。

「直近一週間の感染者増加数」と「人口÷200000」の数字を比較する

北海道の人口を530万とすると、一週間の感染者増加数のボーダーラインは26.5人ちゅうことになるんですわ。

※指数を2倍して1.0基準に直してあります

200519hokkaidoshisuu

まだ7日連続スタートしてもいない北海道。

200519hokkaidouchiwake2

実は気になる部分は札幌市発表の「居住地非公表」感染者なんですネ。

5月に入ってこの数が16名。30名中16名が5月ですよー。

この16名がこうして「その他」にカウントされてしまうと、

「札幌含む石狩、小樽含む後志」以外の北海道

7日連続がスタートしてない、ちゅうことですわ。

まだカウントダウンが始まりそう、段階。

裏返すと「札幌市発表ぶん&石狩」以外は解除へのカウントダウンに突入してることが

わかります。

もうね北海道以外の皆さんは「北海道は東京よりアブナイかも」という

とんでもないイメージを持っていらっしゃる。

遠くから見て内訳わかんないもん。

出口戦略としてその部分を

まず道民自身が理解すべきなのでは?

まあ博物館や美術館などの施設が再開するレベルと、

パチンコが自由にできて夜の街が復活するレベルはあまりにかけ離れて

いるというもんです。

ステイホーム、新しい生活様式など令和二年の流行語大賞を争う言葉が

軒並み新型コロナ関連のようですが、観光業の復活が

その【パチンコ・夜の街】ステージクリアの先にあるのだとすれば、

すべてひっくるめて「元通り」=

東京オリンピック2021は観光業復活のさらに先であることをゆめゆめお忘れなく、

です。

自粛解除と元通りを直結させて考えているのは「古い生活様式」にこだわっている

証拠じゃないです?

こんどはいわゆる「新しい生活様式」について掘り下げて書きたいなあ。

思うところがけっこうあるんでね。

※ちなみに200,000万分の1指数が基準を超えているのは

5月18日現在で東京、神奈川、北海道、石川、富山、愛媛。の6都道県。

「アラート」状態の県が3か所ありますねー。まあ経路不明ではないようですけど。


にほんブログ村

 

ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。

 

 

 

« 【シミュレーション=令和二年・第四回タビ】ぐるっと四国、乗り鉄編 | トップページ | 【混迷の函館飲食】速攻終わるお店には理由がある…だからPART2 »

新型コロナは人災だ!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 【シミュレーション=令和二年・第四回タビ】ぐるっと四国、乗り鉄編 | トップページ | 【混迷の函館飲食】速攻終わるお店には理由がある…だからPART2 »