【名店でも良店でもないの?】次行く予定がないのにリピート決定!なイタリアン@奈良市
さて、これを奇跡の出会いとは言わない、のである。
必然。
出会うべくして出会う。
なーんでかな。自分の行動パターンのせいかな。
ノーマルな展開なら、旅先でいい店みっけ。
そういう話になるでしょうね。
でも。
ちょっとそういうのとは違うんだな。
もうね、これは直感としか説明できない。
積み重ねとしか言えない。
day-3にして、旅イチ宣言をしたのに、
20/03/26更新記事
day-6に早くも覆る。早まった(笑)。
※day3-day6の間に武生のヨコガワ分店の記事を仕込んだのがバレバレ。
自分でも自信があったのに、
もうこれ以上望まない、とばかりに力みが消えたらこの始末。
え?トリップアドバイザー1位のレストランにただ足を運んでいるだけだろって?
ちゃいまんがな。奈良県のレストラン登録数は2,011軒でしたぁ。
実に発想は逆なのですよ!
奈良市のレストラン1位が「イタリアン」というのがおかしい。
リーズナブルなイタリアンが簡単じゃないことは
函館を見ればわかる。
奈良のイタリアンはどんなレベルなんだ?
…しかし、まったく方向性が違うお店でした。
もう飲み屋じゃないんだから。
店主が気さく、というレベルじゃなく
めちゃくちゃ話好き。
ちゃんと料理作ってんの?
話してばっかり。
そんな店主が紹介してくれたのがこれ。
奈良県内の桜井市出身だと言う。
そして地元愛に満ちている。
こうしてパンフレット出してきて
「いいでしょう」を連発。
おまけに常連さんが撮った「奈良の四季」的なアルバムを
回覧しちゃう…。
お店は近鉄奈良駅の真ん前だけど、桜井市の出身なんだぁ。
県内勝負。のパターン。
お店に入るなり、予約席として押さえてあった2席のうち、
いちばん端っこの席を開放してこう言うわけ。
「すみませんね、こんなはしっこで」
「新型コロナのことがあるので、1人おきに座ってもらってるんです」
「もうこまめにテーブルやらドアノブやら消毒してみせて、安心して
もらうのにひと苦労なんです」
「けっこうリピートしてくれる人が多いみたいで助かってます」
「おひとり様どうしでも、いつのまにか常連さんの空気になっちゃうとこがうちのいいところ」
「こないだもある常連さんいわく、みんな知り合いなんだぁと思ったら実はけっこう初めての人が多いと言われてびっくり」
常連さんも驚くイチゲンさんの馴染ぶり???
もうね、ブログ主、30秒でなじみました。
「そういう人ばかりだと助かるわぁ」と店主さん。
シェフじゃなくてマスター(店主)だからね。こうなると
バイトがふたり働いているけど、意外とうっとうしい上司かも(笑)。
こういう店が函館にあったら間違いなく月イチリピートですよ。
なんちゃってイタリアンかどうかはどうでもいい居心地のよさ。
奈良イタリアンのレベルどうのこうの、の話じゃなくて、
そこで1位を取ってるお店かあ。
ほーら出てきました。
生ハムとルッコラのサラダ1,100円。
なのに(1人なので)
「ハーフでもいいよっ!」
「菊菜を混ぜてもだいじょうぶ? だめだったら言って」
ブログ主も相手の話を遮るぐらい人見知りせずにしゃべりますが
その倍のペースで畳みかけてきますもん。
何の話がいちばん盛り上がったかって?
まあ、料理も含めてそのうち【後編】で書きます。
いやあ、今回は令和二年・第一回九州タビを上回る内容の濃さ。
次から次。もうたまりましぇん。
忘れてはいかん、という順に放っておかないとエピソードがエンドレス?
…2、3組、食事を終えて客が減ると、
「ごめんね、端っこで。もっと詰めましょうね。話、遠いから」
いやあ会話を全再現したくなるほどの濃い夜でした。
この日は西ノ京から斑鳩までチャリ往復して、へろへろだったのに
このディナー。ホテルに帰って泥のように眠りましたとさ。
ニーノはほんとにくつろげるわ。スローフード「Nino」…
まさに例外なお店。予想していた予算の倍使いました。4,060エン。
例外、の意味もいつか。「例外」の反動は大きい、のダ。
では一週間か10日ぐらい先に後編にて。
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« 今の状況にハマる…「狙われた街」by実相寺昭雄+金城哲夫 | トップページ | 【令和2年・第三回タビ】ついに北陸の強竜を倒す(後編) »
「旅で思う」カテゴリの記事
- 旅メシ初日は1901日ぶりの再訪「せとうち料理・春秋」@福山(広島県)(2025.03.26)
- 四季のある国ニホン。それにしても早春すぎた?3月旅(枯れた名園に梅)(2025.03.20)
« 今の状況にハマる…「狙われた街」by実相寺昭雄+金城哲夫 | トップページ | 【令和2年・第三回タビ】ついに北陸の強竜を倒す(後編) »
コメント