【令和二年・第三回タビより】ディテールを記録する旅…まずその第一回
さてと夜更新は旅ネタに戻ります。
ますますエスカレートしてる気がしてます(笑)
こうして旅の楽しさが無限に広がるのも、
ブログとトリップアドバイザーに感謝せねばならんだろう。と。
このディテール編、どのぐらいの厚みがあるかわかんないので、
まずは代表的な奈良県内の寺社関係から始めてみるです。
案外薄いかもれない。かな。
1.東大寺大仏殿
これは遠くから撮るとこうなんだけど、
近寄ると古い。さすが国宝。
で、誰もが知る大仏様。盧舎那仏は正面顔じゃなく
横顔が素敵。
そして背中も撮ってみる。
両側に従えている仏様のほかに、
左側に
虚空蔵菩薩さま、右側に如意輪観音さまがおいでです。
そして四天王のうち
広目天、多聞天は立像で
増長天と持国天は首だけ展示されております。なぜ?なぜ?
でもこの首だけの四天王2名、かっこいいんですけどぉ。
盧舎那仏を一周して初めてわかる。高校生の修学旅行ではこれを見る余裕などなかろう。
2.法隆寺
法隆寺と言えば、五重塔と金堂。そして大講堂だと思うでしょ?
でも見慣れたトリオの写真はけっこう金堂、 五重塔、中門だったりする。
なぜなら距離が違うから。中門からだと五重塔、金堂ははみ出てしまうのね。
でもこの中門の入ったトリオが「世界最古の木造建築」らしいのね。はぁん。
講堂から撮ればちょうど収まる。でも、時間帯をミスれば逆光。
この距離感と光の加減を実感するから旅だと言えますわ。
そして正面から参道を行かないと
南大門は通り忘れたりするのね。
だってそもそも中門も国宝で立派なんだよね。
法隆寺にある国宝建築物を予習しておくと、拝観料1500円を
極力有効に使うことができると思いますよ。
これと同じことが言えるのが
3.薬師寺
薬師寺は真ん中に食堂(じきどう)、大講堂、金堂と並んで、その先に東塔・西塔があるのね。
食堂。
大講堂。
自分が行った時間は、本堂側からはド逆光。
なので出口の中門を出てそこから必死に撮る。
ハミ出る。
このあと「大池」へ水面を取りに行くと
あらフシギ。こっちのほうがいい絵。
大池を入れて撮るとあらまあ、これぞ西ノ京。という絵葉書に出てきそうな絵だわ。
4.唐招提寺
有名な金堂。そして講堂。
でもなにが唐招提寺っぽいかと言うと、これでしょう。
同じ西ノ京のvs薬師寺では、こっちのほうがイイ。
いやあ気温がどんなに上がっても涼しげ。
これぞ唐招提寺と思うのね。
少しだけでも予習していくと、こういうことに気づくわけだ。
思いきり寄って、思い切り引く。
風景を撮るときの鉄則と思いきや、ズームイン、ズームアウトは
モノを見るときの鉄則だったりしますよ。
ね?
というわけで修復を終えた薬師寺東棟の水煙のアップなどを
この記事の最後に。
これが東塔のてっぺん。ゲージツだわ。
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