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2020年4月15日 (水)

【失速から墜落へ】シエスタキッチンの失敗から学ぶコト・後編

何がザンネンって今回のシエスタキッチンにおける大量退店の話題、

自分の近辺ではだーれも乗ってこない。

そもそも関心がナイから行かない

のだそうです。

そこに根の深さがあるんだよね。

それも函館。

確かに魅力的な店舗がないという意見にも納得するけれど、

再開発の名のもとに函館市が出資して

結果としてわずかな期間に多くのテナントが離脱して、

賃貸機能しか建物に残っていないことが問題。

ネットにこんな記事を見つけました。

200411pickup130209hakoshin_

13/2/9の函館新聞のアーカイブ。自分が函館に戻る前の話だわ。

 

それを踏まえて話は進みます。

200407sharestersite1

そうでした前編はシエスタ公式ホームページの放置で終わったのでした。

とりあえずそこから続けてみますね。

200407sharestersite2

200407sharestersite3

ま、この2画面め(×2つは現在期間限定店舗が次々営業中)で

やっぱり半年以上前に更新がとまっているのがわかる。

200407sharestersite4

結論。テナント入れ替わりが激しいのでサイト(ショップリストページ)の変更を

発注するコストがもったいない。これだと思います。素敵な考え方。

家主が集客に熱心じゃないんだから、テナントは落胆するでしょ。

それにネットで「シエスタハコダテ」を検索ワードに入れると

200407welcomegroup_

「実績」としてこんなのが検索上位に来る。

自分がかかわった物件が失速・墜落の一因があることも気づかない会社なのだろう。

やりっぱなし?

200407sharestersite5__20200411072201

これだけとっても空気が読めてないなあ。まったく。

 

再開発のために市民の共感を得る作業をないがしろにして

第三者に丸投げして、

わずか3年でこの結果を招いた函館市経済部の責任も軽くはあるまい。

市が借り受けて、指定管理者に丸投げしている4階の函館コミュニティプラザ

だって、あるのはGLAYのレリーフだけで、

運営目標もあいまいだし、達成結果も数値的なものは何ら公開されていない。

自習室&貸会議室状態。

どうせ函館市のやることでしょ、と市民が思うのをいいことに

税金の投入が続き、放置が進みます。

これで3フロア使ってる無印に見切られたら残るのは「誰かが住んでいる」マンションだけ。

地下1~4階は新たな廃墟。

同じことを棒二の跡地で目論んでいる人たちは

いったい何者なのかと思います。

これも函館人なんでしょう。不動産屋が絶大な権限を持つ函館。

ハコビバ、キラリス、細かいところで五稜郭ガーデン…。

誰も心の底から再開発を成功させようとは思っていない街。

…「はこだて・再開発失敗の歴史シリーズ」がそのうちスタートしますかね?

<さらなる追加情報>

保健所の飲食店認可情報を見ていてふと気づいた。

190312honchou_lc4csakurajima

190328sakurajima_sramen

個人的にこのあんまりな内容でしばらくラーメンを食べるのをやめよう!

と思ったシエスタ向かいのこの店が認可番号「2000007」で1/9にシエスタキッチンに

出店してたんだっけ? もしかしてあまりに短期過ぎて「まぼろしぃ?」

それとも出店撤回? どうでもいいんだけどさ。ブログ主のアンテナをすり抜けない

とも言えないから。


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