【令和二年・第三回タビ】日本最長の路線バス路線・停留所の数は166!
路線名は「八木新宮線」
奈良県の大和八木から和歌山県新宮へと国道168号を南下するのが系統301。
これと逆に新宮から大和八木へ北上するのが系統302。
(系統301なら)途中の停留所の数は166。運行は奈良交通。
なんだか上りと下り(301/302)で停留所数が違うようだ。
さて自分が乗ったのは大和八木発午前9時15分。
新宮行きは1日に3本。
チケットは途中の熊野本宮まで。
そのままずっと乗っていくと新宮に着くのが午後3時47分。
総延長166キロを6時間32分かけて結びます。
このバスにはいつか乗ろう、いつか乗ろうともう10年以上思ってました。
今回
・奈良に連泊する
・三重県熊野に田本研造顕彰碑に会いに行く
となれば、熊野三山をコンプリする、つまり八木新宮線に乗車する。
三段いや四段論法が成立したわけです。
残念ながら終点までイッキに乗ってしまうと、
熊野詣は不可能なので、行きは熊野本宮へ立ち寄って、
そう川湯温泉に一泊。
翌日川湯温泉を早朝に出て、新宮の速玉大社、那智勝浦町の那智大社を
巡り、県境を超えて熊野市の田本研造顕彰碑を訪問して、
紀勢本線・名古屋行(最終)特急南紀8号に間に合って、その日は
三重県鈴鹿で泊まる、というキツキツの行程が成立したわけでした。
というわけで八木新宮線。
ことしに入ってから見た旅番組で、奈良観光をしてから五條バスセンターから乗る、
というパターンが紹介されていましたが、奈良観光はその前に済ませておき、
始発の大和八木から乗車することにしました。
熊野本宮大社着は午後2時23分。熊野本宮大社までに3か所、
トイレ休憩を含めて停車するのがこの最長路線。ほぼほぼ1時間に1回の休憩。
ミニミニ観光つき???
では、どんな感じ? かわかるようにできるだけ画像で紹介してみます。
まずは休憩ポイント。
1.五條バスセンター(10時30分発)
ここはイオンの前、というだけで何もないわけですが
ここを過ぎると国道168号を山間へと進みます。
十津川(熊野川上流)もよく流れているとこんなに青い。
2.上野地(12時25分発)
上野地は広大な十津川村のまだまだ北の端っこのようです。
ここにはこれがあります。
そう谷瀬(たにせ)の吊り橋。
けっこう風で揺れたので1/3ぐらいで引き返してしまいました。
20人渡っているかどうかは誰にもワカラナイ。
橋から見た十津川はダムのせいで流れがとても細くなってた。
3.十津川温泉(午後1時39分発)
バスの待合室の脇に足湯があるぐらい。でも
橋からこんな水面が見えました。
大きなダムは水が濁っていて全然きれいじゃない(野風ダム)
合計して休憩3回で熊野本宮へ到着です。
バス停前に世界遺産センター。
田辺市よ、でかいハコ作ったな。
さてさてこれだけではこの路線のボリュームが伝わらないので、
これを撮るのを楽しみにして、ポジションを確保して乗っておりました。
整理券番号&運賃表示板。
最初はまっさら。
まず1枚め1~30…
五條バスセンター時点で整理券番号は19まで。
そして2枚め31~60、
上野地の少し先、川津西で整理券番号は59。
さらに3枚め61~90、
十津川温泉では整理券番号は78です。
まだまだ続く4画面め91~120…
本宮大社前では93まで整理券番号が進みました。
えっと大和八木から数えて停留所の数が149、かな?
熊野本宮大社で参拝を終えると
旅館のある川湯温泉までは大和八木から来る301系統の
第二便に乗って進みます。
川湯温泉下車の時点で整理券は4画面めの99まで進みました。
翌日川湯温泉から乗ったのは奈良交通でなく、熊野交通なので、
その301系統の整理券場面の続きはザンネン撮れませんでした。
川湯温泉までの停留所の数が152で、
残る停留所は14なので、整理券番号は105か106ぐらいまではあったのでしょうか。
なので厳密には「日本最長バス路線完乗」ではなかったみたいです。
ま、いっか。
これでまたしても念願を叶えることができました。
※函館~長万部のバス路線もかなり長いと思ったのですが、日本で2番めは
釧路~羅臼線だそうです。
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