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2020年4月30日 (木)

【令和二年・第三回タビ】世界遺産古墳訪問…7つめ、大仙陵古墳!

自分で言うのも何ですが、観光地として大仙陵古墳(仁徳天皇陵)を

持ち上げ過ぎるのも何だな、と思ったりするのですが。

でも他にない、変わった公園とを考えると、

やっぱり一級なのだと思います。

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これは堺市のプロデュース力(公園整備含め)とうことだと思いますよ。

絶景かどうかは上から見ないとわからないのですが、

それをイメージすることができるかどうかで満足度は分かれる、でしょうね。

さて、JR阪和線・百舌鳥駅を降りました。踏切を渡ります。

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ハイ、まず最初の古墳、仁徳天皇陵陪冢の古墳・収塚(おさめづか)古墳。

帆立貝形古墳・58m。

少し行くと左手に仁徳天皇の像があります。

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この地の地名・百舌鳥耳原の由来を示す石像らしいですが、手に載せている鳥は百舌鳥でなく

ハトにしか見えません。

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その先の右側にすぐ仁徳陵の拝所。ま、拝所へ行く最寄り駅で降りたわけなんで

拝所だけならこれをもって観光終了ですね。

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それももったいないので、古墳を右回りに半周して

百舌鳥駅の隣の三国ヶ丘から離脱することにして

右手に仁徳陵を見ながら進みます。

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するとすぐ左手に孫太夫山古墳。帆立貝形古墳・56m。

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そして竜佐山古墳、帆立貝形古墳・61m。

もうこのあたりはすっかり広大な市民公園。

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市民公園と古墳の融合。そこらじゅうに古墳のある公園。

でそれが世界遺産指定。ま、世界遺産の公園みたいなもんか。

そろそろ右折というあたりに

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狐山古墳、円墳・30m。右折してすぐ左側に銅亀山古墳、方墳・26m。

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さらに周回散策路を北へ進むと樋の谷古墳、円墳・47m。

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ここは土手みたいになっていて見落としがち。

そう言われないとわかりません。散策路がいったん途切れます。

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公道に出て丸保山古墳、帆立貝形古墳・87m。散策路に戻って仁徳陵の北端に出ると

号線が走っていて、その向こうに永山古墳、前方後円墳・100m。

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続いて茶山古墳、円墳・56m。

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さらに北東端に大安寺山古墳、円墳・62m。

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ここまでずっと周回散策路沿い。そこから外濠を離れて三国ヶ丘駅へたどりつく前に

源右衛門古墳、帆立貝形古墳・34m。

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さていくつ主陵・仁徳陵の周囲に古墳があったでしょうか。

12ですね。で、狐山・樋の谷の2つ以外はすべて世界遺産指定です。

もちろんこれで全部ではなくて、仁徳陵周回路上以外にもまだまだあります。

もう古墳ぐーるぐるな最終日午前でした。

もう30分あったら、堺市役所の展望階から見下ろす予定でしたが、

このときすでに公共施設の多くが休館になり始めていたので、

無理はしませんでした。

次回は堺市役所に上ってみましょう。

あ、「結論」を忘れていました。

世界遺産・百舌鳥古市古墳群。

日本最大の前方後円墳(525m)とずっと付き合ってきた堺の街(堺市)が

仁徳陵・履中陵の間のエリアを広大な大仙公園に整備して

癒しの空間を作ったことから、最終的にはこのエリアを

ユネスコの世界文化遺産へとプロデュース。

この堺市の古墳との付き合いの長さが観光地としての評価を高めていて、

古市古墳群のほうの藤井寺市・羽曳野市はただ乗っかっただけ(のようです)。

だから古市古墳群には観光客もほとんどいないし、「世界遺産バス」も

仲哀天皇陵(藤井寺市)を経由しない。

まったくもって祝・世界遺産指定のバナーがどれだけ空しいか(笑)。

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ここから北海道・北東北の縄文遺産群の世界遺産運動に乗っかってるだけの

函館市の姿がしのばれます。

浮かび上がるのは青森県が整備した三内丸山古墳だけ。

なんでしょうね。地元の盛り上がりがあと10倍は必要でしょうな。

確かに世界遺産、世界遺産で観光客の関心は引くでしょうが、

もっとも日の当たる1か所だけいい目にあうことは明白ですからね。

この流れ、次回は再び熊野三山の観光的魅力について

世界遺産的視点からもう一本書こうと思います。

 


どこかに「裏テーマ」だなんて大げさ、とかほざいているポンコツが

いましたが、最後まで読まないでほざく時点で、知性のかけらもない輩が

函館には多いみたいですなあ。

まあ、ブログもネットなんで好き勝手に言えるとカンチガイしているんでしょうね。

残念ながらここは「本質」を求めているブログなので

人生でそういう発想したことのない人間には理解できないと思ってます。

ま、それは今じゃなくてもいっか(笑)。

 


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