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2020年4月19日 (日)

【令和二年・第三回タビ】紀伊山地の霊場と参詣道…世界遺産指定から15年

時系列をまったく無視して方向性を確認しては、それぞれの間隔を空けて書いているので、

もしかしたら、この新型コロナの緊急事態の中、

ずっと旅している人=空気が読めていないのはオマエだ!

的なカンチガイをされているポンコツ読者がいないか、心の底から心配です。

函館なので。

 

まあ日々読まれている方はこの記事がどのあたりから始まっているか、どこらへんで「予告」が

あったかはうっすら記憶していると思いますけどね。

 

さてきょうはすっかりついでの「熊野三山」のお話。

まずは表面的ななぞりを先にやりますね。

熊野三山です。

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●熊野本宮大社(田辺市本宮町)

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●熊野速玉大社(新宮市)

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●熊野那智大社(那智勝浦町)

 

ほんとうは世界遺産に絡む背景とかディテールなどのほうが函館に関連しているので大切なのですが、

まずはこんなとこ行ってきました、こうでした、な上っ面な観光の話です

 

では、動いた順番からなぞります。

ド素人なので神社は本殿より鳥居が好きだったりするんですけど、それはまあいいですね。

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奈良県大和八木駅を日本最長の路線バス「八木新宮線」で出発し、

とても面積の大きい十津川村を北から南へ縦断し、和歌山県に入りました。

まずは

1.熊野本宮大社(和歌山県田辺市)

続いて

2.川湯温泉みどりや

で一泊。

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あくる朝、再びバスで和歌山県新宮市へ。

3.熊野速玉大社

を訪れます。続いて新宮からJR那智駅までバス。そこでバスを乗り換えて

4.熊野那智大社

そう、あのおっきな滝の見える那智大社へ向かいます。那智大社には西国三十三か所の

第一番札所の「青岸渡寺」(せいがんとじ)併設されています。

この西国三十三か所の青岸渡寺ぜひ名前覚えてくださいね。

函館とゆかりがあるんでね。ここで「あああの話ね」と察する函館市民は1%もいないでしょうけど。

こうして熊野三山を1泊2日でクリアして、隣県三重県の西のハズレ、熊野市で

田本研造顕彰碑を訪ねたのでした。

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もうね、しつこく書きますよ。この人が土方歳三の撮影をしていなかったら、

彼はあんなに幕末のヒーローになっていないです。

今回はその流れだけ。

熊野三山を参拝する順序がこれでいいのか?という話ですが、ほぼほぼメジャーな順序のようですよ。

ポイントは「本宮大社から川下りで新宮の速玉大社へ行く」が古来からのメジャールートなので

1-2-3でなければ、3-1-2なのでしょうけど、

やっぱりトリは滝が素晴らしい「熊野那智大社」ですからね!

もう那智大社も2005年以来二度めですが、ここは何度行っても素晴らしい!

アップダウンさえなければ、ですけどね。

国内屈指の名瀑なんで、信仰心の薄い人もぜひ、この滝だけは見ておかれることを

オススメです。

では1.熊野本宮大社から。

バスを下りて最初に旧社地の大鳥居へ。大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる神聖な場所です。

ここを受け止めないと熊野詣では空振りに等しいという重要な場所。

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左右の畑?も本宮大社の敷地。

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かなりでかい鳥居。

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鳥居の奥に進むと、このあたりはいかにも旧社地というカンジ。桜がきれい。

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昔この熊野川が大暴れして社殿が流されたので本殿は引っ越したということ。

治水が進んで、えコレ?というほど細い流れの熊野川。

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熊野川の川べりから見上げた青空&桜(おまけ)

では、本殿へと向かいます。

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ここから石段。

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振り返ってみました。大した石段の数じゃないです。たったの158段。

金比羅さん(香川県)の700何段に比べたら。

で、最初に紹介した

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本殿。お宮が4つあってそれぞれ祭神が違い、ご利益が違うという

素敵なシステム~。

ハイ本宮大社終わり。つづいて3.熊野速玉大社

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入口の鳥居。駅から徒歩15分???

で、あっさり先の本殿。

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コンパクト? いや時間があればこんなもんでは済まないのです。

90分で可能な範囲なのでこれだけ。新宮はもう少し見どころあります。

ではいよいよトリの4.熊野那智大社へ。

新宮駅から熊野交通のバスに乗り、那智駅で乗換え。

 

速玉大社を短縮して時間を作ったので、大門坂から熊野古道をしっかり

歩きます。大門坂の入り口。

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中間地点かな。

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振り返るとこんな感じ。

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熊野古道をこれ以上まじめに歩こうすればこのペースでは三社回れません。

大門坂から熊野那智大社までのたった30分ですが必死に

この石のゴツゴツした坂を登る、のがいちばん手っ取り早い古の参拝道の味わい方。

 

必死に上ると那智大社の石段下に着くので、また上る。

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ようやく着きました。

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で、となりが青岸渡寺。

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青岸渡寺の敷地の東のハズレに三重塔が建てられていて、しっかり大滝とコラボするように

設計されてます。

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熊野那智大社・青岸渡寺を済ませて、こんどは滝へと下りていきます。

せっかく上ったのにまたゴツゴツした石の参道を下ります。

下りたら帰りはまた上るやないか!ですけどね。

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別宮、飛瀧(ひろう)神社。少し入ると

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すぐこれです。目が釘付け。

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左から風が吹いて右へ流れてますね。

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御神体なのでちゃんと縄が張られています。

 

SSを変えて何枚も滝をとってみますが「落ちる滝」はスローにしても白がつぶれるだけ、と

気がつきました。

で、帰りは滝のところからバスで那智駅を経由して新宮駅へ戻るわけですね。

結局、紀伊勝浦の駅のほうへは行きませんでした。

以上。

 


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