【令和二年・第三回タビ】またも「ブラタモリ」でしっかり復習…明日香村
法隆寺に続いて「ブラタモリ」4/18 O.A.で飛鳥(明日香村)も登場しましたね。
日本の礎はなぜ ここから始まったのか。
有力豪族蘇我氏が天皇をこの地へ招聘して、その後の乙巳の変→大化の改新で
古代国家が成立していく過程が紹介されました。
やっぱり大きな石を扱う技術、さまざまな土木技術が王権の伸長と密接な関係が
あるようです。
自分が実際に目て見てきた観光スポットもたくさん出てきたので、
ブラタモリに倣って、きょうはいくつかピックアップしてみましょう。
なんといってもスタートは石舞台古墳。
これをディテール編PART2に紹介したいので、
正面とウラだけ画像を出します。
花が供えられているほうが正面。
day-5で2分前に入場を締め切られてしまい、
「ここがトリだったのに」と、急きょday-7で3時間半時間を捻出し、
再び向かったのが石舞台。
明日香村が管理する屋外施設でここだけ有料(訪問時は無料公開)なわけがわかります。
ここならお金払うもの。
それにしてもここがそんなに重要な場所だとは思いませんでした。
来迎寺。ちょうど飛鳥寺の隣にあるんですが、ここの境内に旧飛鳥寺の礎石
日本最古の礎石が残っていたとは!
知らなかったので門しか撮りませんでした。来月のクチコミの参考にしよっと。
飛鳥大仏も登場しましたね。日本最古の仏像。
day-5ではこんな感じでお茶を濁していた自分ですが、
day-7の2回めで大仏見たほうがいいかな?と拝観料を払って正解、でした。
そして飛鳥寺の近くにある蘇我入鹿の首塚も紹介されはしませんでしたが、
この真ん前で絵を撮っていましたね、NHK。
そうそう古(いにしえ)の水時計の遺跡・水落遺跡も登場しました。
案外重要な遺跡だったんですね。行ったときは知りませんでした。
そこから斉明天皇の運河の話になり、
祭祀に使われたと思われる酒船石。
けっこう小山を上った上にあるんです。
途中でチャリは無理か、と置いていったから。
で、その小山の麓には水を汲んでいったと思われる
亀形石造物。
酒船石と亀形石造物はセットだったんですね!
飛鳥文化を巨石加工…という観点から見ていくと、
ホント何に使ったのだろうという、不思議な形の石がたくさん残っています。
鬼の俎(まないた)
鬼の雪隠(せっちん)
亀石
猿石。これは小さいのでお墓の守り神的な存在かな。
で飛鳥はあ、政権を確立するにはよい場所でも、ヒトとモノの交流がさかんになり、
国家が巨大化するにつれ、このこじんまりしたサイズでは足りなくなり、
都は藤原京、平城京へとどんどん北へ進出していくわけですねえ。
というわけで、飛鳥は少し前まで半分忘れ去られた都だったようです。
ちなみに歴代天皇陵の配置を見ていくとそういう面での「時代の流れ」も
わかるかな。
百舌鳥古市古墳群なんかは、飛鳥の蘇我政権以前の時代ですからね。
よしブラタモリ便乗で飛鳥(明日香)前編をやっと書くことができました。
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