【令和二年・第三回タビ】奥熊野で川沿い露天風呂の温泉旅館
(同ジャンル的な)前回の底辺なけちけちデリ飯を踏まえて、
この記事へ。
宿泊+夕食のコストカットは常に念頭にあるわけですが…。
今回のタビでは久々に「温泉旅館」に宿泊しました。
奥熊野・川湯温泉。
旅館はみどりや。
トリップアドバイザーによれば、
田辺市・旅館ホテル50軒中2位だそうですよ。
もちろん事前調査の上の予約です。
楽天トラベル経由だったので、直前で価格崩壊してなかったのが
ちょっと意外でしたけど、たまにはこういうところに泊まっておかないと
ホスピタリティの感覚を失うので1年に1回程度はあってもいい。
ただこういう温泉旅館は1泊5000円ちゅうわけにはいきません。
場所を考えて2食つきにしたので、ビジホ3泊ぶんの出費。
これはしかたない。
温泉地としてはBクラスですが「熊野三山」というキーワードを絡めると
このエリアではかなり有力な温泉地。
有名な川沿いの仙人(千人)風呂は2月いっぱいで終了でしたが、旅館には
川沿い露天があるので楽しめました。
こちらは旅館組合の宿泊者限定の露天。でも着替えが寒そう。
ホテルの露天風呂は
ここにあんのね。
目線が川の高さでいい眺め。
宿泊客も少なくのんびりです。
旅館ホテル評価を仮にA,A-,B+,B,B-,C+,C,C-の8段階で評価するならB+ですかね。
CPは温泉旅館としては悪くないですが、快適性を総合評価すると、ぎりぎりの合格です。
まあ1泊2食でB以下ではそもそもこちらの選択失敗。1泊予算15000円でA評価を望むのは
逆に阿呆ですけど、1泊6000円のビジホでもA-までの評価はあり得ます。
温泉旅館ですから、ここの露天風呂は素敵評価。
そして1泊1食料金との比較から、4000円相当のこのハーフバイキングの夕食は
プラス評価です。(飲み物別)
固定メニューの内容がわからず、自分でハーフバイキングをとり過ぎたか(爆)。
一画面に入りきらず、二分割。
川の温泉らしく…アユの塩焼きがつく。
着席してからの焼き物&揚げ物が…
鍋部門が…
デザートが…(バイキング)
こういうのが事前に見えていると安心するんですけど、そこは難しいですよね。
和歌山県の地元の柑橘に「じゃばら」というのがあって、単体ではおいしくないんですけど、
この「みどりや」では、湯通ししたマグロにポン酢仕様でかかっていたのと、
このタルトになっておりました。ただ「じゃばら」と言っても県外の人間は
柑橘だって理解せんだろうに。そこんとこの地産地消感はめいっぱい強調すべきだと思うんだわ。
じゃあマイナス評価は?というとどうしても居室が団体さん仕様の洋室になってしまうこと。
リバービューじゃなく山側に面しているのはイイとしても、
なにやら殺風景だわ。
いやあベッドが嫌なわけじゃないんですが、部屋の雰囲気がふだん泊まってるビジホに勝てないですわ。
あとは玄関から部屋までの導線がどうしても残念になります。
こういうのもワンサイズで足に合わないと朝風呂のあとの散歩も、自分の靴に履き替える
必要が出てきます。
つまり温泉旅館はビジホより、細かい配慮がたくさん必要で粗が見えてしまう懸念が
あるんですねえ。
なんも考えんとフロントともしゃべらんとオートマチックないつものビジホのほうが
ストレス貯めないとも言えるんだよなあ。
例によって朝食タイムに間に合わない早朝出発(7時)だったので、お弁当を用意してもらいました。
このお弁当プラスさらにおにぎり2ケ。量的には大満足ですが、なぜかおにぎりかぶり。
正直言うと、もし新宮によいビジホがあれば川湯には泊まってない。
まあ、結果的には楽しい体験でした。川湯温泉。
おすすめ、ではありますよ。
ま、勝浦エリアの大手ホテルの傘下なので企業力かな(笑)。
それにしてもふだん湯の川温泉・永寿湯で鍛えられた函館市民にとって、
内風呂の42.5度は温い。
冷まし過ぎだな。源泉は60度以上あるんだから。
自己分析すれば、風呂が温いせいで、
あまり有名温泉地の温泉そのものには興味がわかない説もあるかも(笑)。
例外は別府、草津、酸ヶ湯。こいつらは湯ヂカラ半端ないっス。
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