【令和2年・第三回タビ】乗り鉄PART3→草津線・湖西線
day-3の乗り鉄は再び奈良から始まって京都府と滋賀県を経由して福井方面へ。
ところが初日にきっぷ購入でハプニング。
最初に新大阪駅で買ったこのきっぷ。なんかおかしい。
奈良~近江塩津が2,310円で、近江塩津~九頭竜湖が2,310円なのに何で5,500円?
種明かし。
大阪近郊区間はどういう経路で乗っても運賃はいっしょ。
近郊区間の範囲はこのきっぷの有効範囲ですな。
ふつう100キロ以上で有効期間は(100キロごと)プラス1日、
これで途中下車ができるわけだけど、
大阪近郊区間は最短距離で計算するため、100キロ以上でも下車前途無効。
自分が買うときに100キロ以上なら途中下車できますよね?と聞いたので
「(近郊区間でも)途中下車できるきっぷ」5,500円にされちゃいました。
これを近江塩津までは途中下車しない、とすれば4,610円なんですなー。
ナゾを解明して奈良駅で払い戻し、買い直しました。
ちなみに九頭竜湖へは福井のひとつ手前の「越前花堂(えちぜんはなんどう)」で
分岐するため、越前花堂~福井は別買い。福井駅で改札を出なければ
買わなくていい特例区間なんですが、福井に泊まるんで結局めんどい(笑)。
新大阪のみどりの窓口にはがっかりだった、という話。
まあ無理でしょう。最近のJRの窓口の平均レベルを見ていますからね。
よく自分も気づいたと思う。
「大阪近郊区間は100キロ以上でも改札を出れない。ので安い」
day-3の話へ戻しましょう。
そもそもこの路線図が「大阪近郊区間」なわけだ。
で、この日はこういう行程。
奈良から滋賀を通って福井へ。
関西線の時刻に合わせて奈良駅を出発。朝5時44分。
この加茂から関西線。
奈良から木津までが「奈良線」。そこから分かれて加茂までが関西本線の電化区間。
加茂から先は同じ関西本線でも非電化の区間です。
ここまで来てこの旅で初めてディーゼルの音を聞きました。
JR西で気動車と言えばキハ120です。このパープルけっこう好きです。
2019年の3月タビで関西本線は伊賀上野~桑名は乗車しているので、
加茂~伊賀上野が未乗。
いま注目の忍者エリアを通過します。
あの有名な神君伊賀越えをイメージさせる険しい路線をキハ120が根性入れて
進んでいきます。
で、柘植で乗換えて草津線。
草津線は電車でレトロな113系が緑の車体でお待ちかね。
朝の通勤時間帯なので、このレトロな113系が京都まで東海道線に乗り入れるという
これまた違和感ありあり。滋賀県の奥のほうから京都へ多くの人が通勤している様子は
この沿線証拠写真でもわかると思いますよ。
いやあ寺庄は失敗作、でしたね。ここで集中がきれそうになりました。
そしてもう少しで草津というところで、混んできて
車内を移動できない状態になってきました。
さて気分を入れ替えて今度は山科から湖西線で琵琶湖の西側を北上です。
この日予定している、九頭竜線がいちばん難易度が高いので、その時刻に合わせて
湖西線の快速電車を使います。
ほんとうはせっかくなので全駅記録を目指したかったのですが、運よく?225系に
当たったので快速電車のバアイはこれでお茶を濁すことに決定!
ただいま乗車中の225系、近江今津駅で特急待ちしております。
しかし、この湖西線快速、姫路から来ていて敦賀まで到達すると言う。
兵庫から大阪・京都・滋賀を経由して福井県へと突入させるJR西。
沿線のベッドタウン化アンド過疎化にかなり貢献しているとみました。
奈良を5時44分に出発して、特急に乗らずに約4時間で福井県まで到達していました。
わざわざ遠回りしたんですけどねー。
そして敦賀で例の「恐るべし」体験があったわけですな。
後編はだいぶ引っ張ってますが数日後の予定です。
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。