【ミニシリーズ】「函館ラーメン」の現状(PART2)
「がったい」→「ミニシリーズ」で
函館ラーメン解剖の第二弾。
<第一弾>はこちら。
もちろんベースで九州タビの成果をふまえて、
なのでそこをお忘れなく。
とっちらかったエピソードを少しずつまとめます。
まずは
ダテパー別冊の掲載の本町「五稜郭家」と
ラーメンWalkerに3年連続掲載の「麺屋石ばし」
函館ラーメン界ではまずまずの中堅どころだと思います。
観光客や締め狙いの本町の店舗、と
本通中央線沿いの店舗では当然客層の狙いも違うでしょうね。
別にダテパー別冊とラーメンWalkerの両方に載る意味はないとブログ主は
思うんですね。
でも両方に載ってるお店もあるようです。
それで実力店かと言うなら実力以前に場所が悪かったりします。
だから載る。
冷静に。
冷静に考えて「ラーメンWalker」があの掲載店数(146店?)を
毎年取材するなんてあり得ません。
ラーメンWalkerから見た読者層を考えれば、札幌住民と札幌を訪れる層を
まず落としておくのが効率的なので、札幌以外のラーメン店掲載は
手を抜かざるを得ません。これは常識。
なので道南ラーメン枠がせいぜい7枠8枠なのです。
そして2018と2020で力点を置いているのは「味噌ラーメン」
さすがに冬場に味噌ラーメンは強い!
ブログ主は食べ物として別だと思うんですね。
博多うどんに匹敵するソウルフードが味噌ラーメン。
函館はやっぱり塩だね、とかそんな呑気な話ではないのです。
というわけでここからダテパー「ラーメン別冊」の分析。
45軒88杯のラーメンが掲載されていますが、
大きく分けて「塩」系統は14杯。16%
これにたいして「味噌」系統は倍の29杯。33%
これでも「塩」系統、増えたんじゃないかな?
さて問題です。
掲載ラーメン88杯の税込平均価格はいくらだと思いますか?
函館市民は美味しいラーメンをいくらで食べたいですか?
たぶん塩と味噌ではスタンスが違うと思うので、
味噌ラーメン、いくらなら安い!と思いますか。
相場観を知りたいです。
どうもね、お店の相場と求められている相場がこれまた乖離していると
思うんですよ。
ラーメンと中華そばはまた違うハズ。
ちなみに全掲載88杯の平均価格より掲載メニューの平均が
500円も上回っているお店があるようです。
どうやら「個性」をはき違えているのだと思います。
その○杯の平均価格はナント1400円!
いやはや高級志向?
いえいえメガ盛り自慢店のようですよ。
画像に迫力がありすぎて、ゲップがでてしまいます。
そのお店の名称が冠されたラーメンは塩なのか醤油なのか味噌なのか
にも触れられていないので、チャンピオン級だな、と思います。
<まだ続く>
ランキングサイトに参加しています。上のシロフクロウ・バナーをポチっと、よろしくお願いします。
« 【ランパス函館2020】さすがにことしは無届営業店を掲載しないだろうな! | トップページ | 【貴重な自然】松倉川をバカにしたらあかんて! »
「はこだてグルメ、ぶった斬り」カテゴリの記事
- またしても正論? 田舎舌が導く「分断」への道(2025.02.11)
- 年末ラーメン番組その1・北海道+東北6県・土田晃之出演「北国T」(2025.01.14)
- 【食べログ・都市別ランキング】函館市は大健闘30位!でした【何を以てグルメ・シティ?】(2025.01.09)
- 【グルメ・シティあぶり出し】行ってタノシイ、なんでもおいしい街【初回の思い出】(2024.12.27)
- 【移行中】ラーメン・シティからグルメ・シティへ【そして神戸…の巻】(2024.12.25)
« 【ランパス函館2020】さすがにことしは無届営業店を掲載しないだろうな! | トップページ | 【貴重な自然】松倉川をバカにしたらあかんて! »
コメント