飲食店多数掲載誌→月刊が季刊に変わる理由
悪循環に陥っているのは函館の飲食店業界だけじゃないと
ブログ主は思います。
そもそも広告業界は嫌いな業界なんでそういうフィルターもありますが、
「大人の事情」をいいことにフェイクな情報が氾濫してます。
もちろんそれがクチコミサイトであっても正確な情報とは限らない
ので、これって現代の情報社会を生き抜く消費者の識別「技術」と
しかいいようがないと思うんですよね。
それにしてもこの表紙は「ダンチュー」のパクリだなあ。
2019年のどこかで表紙デザインが変わったのだけど、
だいたい表紙デザインを変えたときって「心機一転」(のリニューアル)というケースが
多いです、雑誌は。元気いっぱいのとき、流れのいいときはそんなことしない。
うちのご近所コンビニでは配布日にあっという間になくなるハコラク。
函館民はこのフリペをそんなにありがたがっているのか?と思いましたが、
裏返せば
「人気があっても増刷できない、しない」→「入広額が読者人気ほど伸びない」
かもしれませんよ。
この体裁で無料というアンバランスはどこかに負荷がかかっています。
一般雑誌で広告依存でなかったら売値600円でも高くない。
ということは?です。
そしてこんな特集はいつでもすぐできます。
その前月に老舗特集があって、この1月号の特集の伏線?と勘ぐったほど。
函館で新店の特集をする意味は何か、です。
新店だらけだから際立たせる。何のために???
とにかくこの号のお店の並びが見事だったので、手にして絶句。でした。
そこで知り合いの飲食関係者に
(ハコラクは)1、2年は捨てないでキープしておいて、
掲載されたお店のその後の勢いとか、
ページ数とか、特集内容とか、振り返ることができるようにして初めて、
「広告出してみる」という判断が妥当ですよーと言ってあげた。
もうすぐ掲載料が高いか安いかという話になっちゃうらしいけど、効果があるか
ないかが、写真が綺麗かどうかにすり替えられてしまう、これがまさに大人の事情。
最新号特集はこれのようですが、ブログ主は基本深夜メシはヘルシーじゃない
と思っているので「若ければ無茶したい」層にベクトルが向いていると感じます。
函館は東京じゃないんですけど。ジジババばかりなんですけどねい。
さて、こちらは厳密にはフリーペーパーじゃなくてコンビニなどで有料で置かれている
「雑誌」なのだけど、規模縮小の告知が出ておりました。
世知辛い世の中ですんで。年12回が4回になるということは情報の伝達スピードも
低下します。よって誌面の作り方を変えなければいけません。速報性を犠牲にし、
保存性を向上させるのは実はコストがかかるんです。
もちろん「広告収入」も減少する悪循環。
これを紹介したときに「ウェブへ移行します」で発行されなくなった、という経緯を
紹介しましたけど14年前の話だもんね。
ウェブだけで集客できたらラクチンだけど、現実はそうはいかない。
このAIRが雑だなあ、と思ったのは誤植が多いから。
約1年前のある号では2/31というありえない日付が印刷されていて
印象的だったのだけど、
ひどいのは店名の表記をよく間違うこと。
それに数か月前はコンビニで買ったら
裏表紙に書かれていた値段の数字より安かった。
???
消費増税のタイミングでバーコード(作成)を間違ったんだろうねえ。
もし大手取次を経由するような商品だったら、
大メーワクで即座に扱い中止でしょう。
函館ローカルだから成立してるのだと思いますよ。
で、この号でもこれ。
さあ、だいじょうぶかなと思ったら、別ページに
お店の広告。
正解を探しに行ってみた。
うーん。
砂糖のシュガーではないのね。もし仮に佐藤のシュガーでも。
誰もがつづり間違ってない?と思うところをあえて突き進む違和感が
魅力のお店としておきます。
ここはビルのオーナーも変わったのかな?
それと「リニューアルオープン」というフレーズも都合よく
使われている。と思いました。
函館の飲食関係者、言語感覚もかなりテキトーと見た。
だから情報誌編集者も同じカンジ?
そういうの(正確性や厳密さ)を気にしないお客さんが集まります。
そういえば、くだんの飲食関係者が
「うちはさ、広告なんか基本出さないんだけど、昔ダンナが取材を受けて載ったことが
あるのよ。4軒載ったんだけど、ほかはもう閉めちゃってやってなかった」
そういうんでどんな媒体?と見せてもらうと…
…20年前の記事でした。そりゃムリだわ。続かないわ。
というよりも、その媒体そのものが存在してないっつーの!(笑)
情報誌の栄枯盛衰も激しい函館???
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