【2020第一回タビ】九州縦横無尽旅=豊肥本線・後編
豊肥本線。豊後竹田駅での16分間の停車の間に駅舎や「にゃー駅長」を撮った
ところでちょうど発車の時間。
列車は阿蘇カルデラの外輪山を超えます。
波野駅がJR九州としては754mで最高所駅だそうですが、
通過したときにその表記は見つかりませんでした。
つい1か月前に乗った西日本最高所・三井野原727m(木次線)より高いんだ。
波野駅から宮地駅へ向かって外輪山を下るときに
カルデラの中の街が見下ろせます。
阿蘇駅到着。
阿蘇~肥後大津はまだ不通なのでここが大分側からは豊肥本線の終着となります。
内牧方面の線路。そしてこちらは渋い外観の阿蘇駅。
ストーブたいとるやんけ。九州なのに。
駅に隣接して産交バスのターミナルがあり、頻繁にバスが出入りしています。
当初は日田からバスで杖立温泉経由で阿蘇へ来ようと画策したのですが、
うまくつながりませんでした。
その理由はこの特急「九州横断特急」が運転日注意と書かれていたのを読みこめなかったせいみたいです。
駅で聞いてみたら、この特急運休日はかわりにD&S(デザイン&ストーリー)列車「あそボーイ」が
運行されていて、その日は全指定席ですよ、ということでした。
結論としてはそれに気づいていても「バス代と特急券代」が余計にかかるだけで
がっかりしたんですけどね。
というわけで気動車185系の真っ赤な特急と、220系の真っ赤なディーゼルが
しばし阿蘇駅で並びます。
まあ、それはそれでいい眺め。
阿蘇駅で許された時間は98分と中途半端。
阿蘇駅前には何もなくランチをとるにも1か所しかない駅の食堂が定休日。
そこで徒歩2分の道の駅まで行ってみると…。
食堂らしい施設はなく、食べたい人はここでどうぞ、な広間があるだけでした。
ここで…こう買って駅舎でランチ。
あか牛肉のおこわ(390エン)と赤牛肉ころちくわ(330エン)。
実はこの先もずっと駅弁モードが続いていきます。
竹輪の穴にコロッケの具を詰めて衣で揚げる、って
おしゃれな発想じゃないですか? 赤牛のおこわも
リーズナブルな値段です。
でもずっと駅弁的食事が続いていきます。
まともにグルメな旅にはなりそうな気配はまったくなし。
真っ赤な特急の折り返しはずいぶん後(15時11分)なので、
12時58分発の220系に乗って大分へ戻ります。
阿蘇から大分方面は1日5本。くぅ。
順調順調と行きに撮り損なった画像を補足しつつ、
大分駅に到着。すると大分駅で事件は起こってました。
阿蘇駅発12時58分→豊後竹田駅着13時45分
豊後竹田駅発13時47分→大分駅着14時58分で
大分駅では宮崎からの折り返し、
15時4分発にちりんが待ち受けているハズでした。
しかし、おりません。
時刻表示に「にちりん17号」が存在してません。
はてさて何があったのか!!!
ここでの大分駅の見事すぎる対応が記事一本になるボリューム。
JR九州のおもてなしマインドのすべてがここに表現されていると
思いましたね。
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