【2019-12ラス乗り鉄】駅前にお城がある街、福山
福山は駅からお城がよく見える、というか、
お城のすぐそばに鉄道を通してしまっています。
でも19年5月に「ほらね」と撮ったのはお城はお城でも
福山城天守じゃなくて、月見櫓だったのでした。
現場に行ってみるもんだ。不勉強~。ハズ~。
あとで直しておきます。
しかも、マイラーに掘り返されてなくて、20マイルが
多いのがうれしい街でした。
1泊+夕飯+早朝散歩2時間で300マイルを軽く超えました。
トリップアドバイザーは何を考えているのか、お城関係の重複登録も
あって、実際のマイル数はもう少し延びるかな。
400までは届かないけど。
こちらが天守。
福山城を構成している建造物のいくつかは京都の伏見城にあったものを
移築したらしく、江戸時代以前のデザインだったりして意義深いらしい。
空襲でかなりやられたらしいけど、現存している伏見櫓と筋鉄御門は
国指定重要文化財。
伏見櫓
筋鉄御門
で、焼けてしまった天守や月見櫓、鏡櫓、湯殿も市制50年とやらで
お金をかけて早々復元しているあたり、地元愛を感じてしまうので
あります。
月見櫓
鏡櫓
湯殿
鉄道同様、お城好きにもいろいろあるのだけど、
天守=お城という概念から卒業したら、
その先はいかに地元がその城に愛着を持っているか、が
肝心だと思えてきた。
イコールどれだけ税金を投下したか、でもないけれど、
市民の「思い」が全体の観光施策に反映すると思いますね。
函館の五稜郭みたいに
「モデルはフランスじゃなくて、オランダにあった説」が出てきても
市民がぽかーんとしているようじゃ、話にならんというわけ。
一応「なるほどねー」ぐらいのレベルには達しないと。
はっきりいって武田の斐ちゃん先生は五稜郭が真剣に防御施設になるとは
思っとらんかったと思いますけどね。
「教授」がそのレベルだったらいかに文明開化前の幕末でもマズイっしょ。
それに五稜郭の解釈が何種類もあっていいと思うのね。
脱線しました。
なんか「城が好きだなんて年寄り趣味」だなんて、いまだに言う奴が
いるような気がするけど、とにかくブログ主は最近、
その城をとりまく街の人々の意識を感じるのが楽しくなってきた。
12月の旅では現存天守の松本城は別格としても
新発田城の三重櫓、鉄道が城址の上を走る街・長岡、
石垣だけの米子、それにいま天守がある
姫路、広島、福山、岡山を加えて8つの城下町に
足を踏み入れたけど、トリップアドバイザーでの
マイルの稼ぎよう(=城の各パーツの観光価値含)に換算して
みると各自治体の観光レベルがとてもわかりやすかった。
だから福山城は、外観復元ほかの頑張りに対して
もうひとつ報われてないように感じました。
まだまだ城下町に対する経験値は低いので今回はこのあたりまで。
ちなみに福山は旧国名では備後なんだって。
広島県だけどJRの支社は岡山支社。
もう少し瀬戸内の街々の横のつながりも
さらに勉強を進めねばなるまいて。
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