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2020年1月29日 (水)

【2020第一回・九州縦横無尽タビ】田舎なホテルと田舎メシ@鹿児島県出水市(後編)

今回のタビはとにかく失敗したあ、ポンコツだったあという

記憶は二度ならず、三度ならず。(よくよく数えると小さなミス・失敗=計6回)

でも、切り替えて前向きにとらえた結果、けっこうよかったね、

リカバリーできたね、という流れにもうまく乗れた旅だった。

ちょっと悩んだのは

「もっとわがまま宿泊客」に徹したほうがよかったか、

「エゴイスティックになめてかかったほうが」よかったか、という部分。

実に悩む。

200109royalinnizumi

何を指すかというと駅前の税込一泊5000円のホテルなのに、

チャリ(もちろん無料)を借りて片道15キロを宿泊初日、翌日と2往復したこと。

初日はよいとして、2日めは観察センターで「餌やりが午前6時」という

ガセ情報を真に受けてしまい、まだ暗いアサ5時半に飛び出して行った。

ホテルのほうはその時点でチェックアウトしたのだが、自転車の返却時間を

訪ねられ午後3時ぐらいと言うと、

「ほかの連泊のお客さんも使うのでお昼までには返してください」と。

結局返したのは午後2時前だったけど、4台ある残り3台の自転車は誰も借りて

いませんでした。天気がよくて、残り2時間がもったいないので

再度周回観光バスに乗って再び15キロ先の

観察センターまで出かけていき、ボランティアの地元男性となんだかんだおしゃべり

しているうちに周回観光バスの最終便の時間を忘れる失態。

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観察センター前の売店の人に

「もうひとり来るはずだ、とバスは待っていたけどいっちゃったよ」

と言われました。

時刻を勘違いしたのは宮崎空港線につづき、この旅で2回め。

何度も確認しるつもりで、勘違いするもんだ。ポンコツ。

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忘れないようにこれを撮っていても忘れる、という…

 

でその売店の人に「どうしますか?」と聞かれて

「歩いて帰ります」ときっぱり。

「2時間では着きませんよ」と言われ、「知ってます」と胸を張る始末。

「国道まで出たら路線バスが来るかもしれないので…」

さて農道を歩きながら、こんなとこ日が暮れたら厄介と思い必死に歩くと、

1時間も行かないうちに「肥薩おれんじ鉄道」の最寄り駅まで歩けば

1時間に1本に間に合う可能性があることに気づく。

必死に歩いて間に合う可能性70%。でも間に合わなくても1時間待てば

次の列車が来る。

もし間に合わないと到着時間が(出水駅まで)2時間歩くよりかかるわけだけど、

疲労度は40%減でしょう。

道が真っすぐではないので直線距離と所要時間に確信が持てなかったが

1時間40分ほど歩いて、あと30秒で発車!!!のタイミングで

駅に(列車に)飛び込むことができました。冷や汗たらたら。

着いた駅は野田郷駅。

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おれんじ鉄道の出水駅にもツル看板ありました。12/21情報。

それにしても自転車早めに返さなければムダな体力を使わなかったぁ。

ホテルのフロントもわずか5000円の宿泊代で2日で

合計14時間もの自転車貸し出しが嫌だったのでしょうね。

しっかし、この時点で荷物はまだホテルに預けていて、

それを取りに帰ってもこちらにほとんど関心がない。

つまりは宿泊客がどういう目的で出水に来てるとか、

そういうことは考えてない田舎なんだと思うわけで。

※工事関係者とかそういうビジネス系が中心らしい

 

ちなみに鶴の餌やりは環境庁の自然保護官が主導して2か所で行っているらしく、

最近は2か所とも午前7時過ぎが正しいのだそう。

観察センターの受付のおばちゃんが東干拓では朝6時、というもんだから

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こんな暗いうちに出かけて、真っ暗な干拓地で

ツルたちも起きてないのに餌やりもないもんだ、とは思いました。

※しかもツルたちを保護するために夜間のライトはご遠慮ください、

というので無灯火じゃ、簡単に側溝に落ちるわさ。下見がなきゃ暗がりで

身動きもとれんわ。これはクルマもいっしょ。

ま、薄暗い中、数百羽のカモの群れがバサバサと羽音を立てて頭上を通過して

行く体験もなかなかできないのでそれはそれで面白かった。

ツルたちの起床は午前6時45分ぐらい。日の出が7時20分なので、とりあえず

いったん飛び立った後に、センター前の餌やりニュース!を知って

ツルたちがまた戻ってくるという不思議さ。

もちろん一度飛び立っても近所に着地して様子をうかがっている賢い集団もいましたけど。

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▲東干拓から西干拓へやってくる一群

だから塒立ちを撮りたいカメラマンはいちばん西側に構えて朝日と餌やりポジションが

一直線になるように構えれば撮り放題みたいでした。

ツルがわんわん舞っていればそれっぽく撮れるでしょうね。

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それにしてもこのひしめきあい!餌まきする人、この数にビビるはず。

釧路湿原のタンチョウの餌やりなんてカワイイもんですよ。

 

最後に出水での旅メシ=夕食。を紹介。

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地図アプリで地元スーパーを探して、

地元阿久根産のキビナゴ南蛮漬け(右)&アジ刺し

鹿児島へ来たらキビナゴでしょう。やっぱり。

椎茸肉詰めとオムライスはちと欲張り過ぎ、だな(笑)

これで2000円でお釣りが来るなら、

ヘンな居酒屋探すより地元メシが◎。

 


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