【2020第一回・九州縦横無尽タビ】佐賀のご当地洋食シシリアンライス…イマイチかあ!
佐賀市4連泊メシの中で「別項」としてday-6のターゲットは
以前18年11月タビのときにブログで宣言したとおり、
シシリアンライス。
佐賀のシシリアンライス。
11月の能代(秋田県)でキッチンターブルが気づかせてくれた
佐賀のご当地洋食です。そのくだりを再掲。
でもでも事前リサーチですでに暗雲漂っておりました。
これ根室のエスカロップでも同様な感想だったんだけど、
発祥が喫茶店でその元祖店がイチオシ状態になってないと
おやおや?という感じなわけ。
結局夜メシに採用できるのがかろうじて
佐賀県庁最上階の展望レストラン「志乃」。
つまりシシリアンライス=ランチメニュー。
応用きかねえな。ったく。
夜メシとしてはやっぱりこれでは場違いのようです。
で、その展望レストラン「志乃」のシシリアンライスが
これ。
ディナーメニューだと1200円。ランチメニューより割高。
でこのまま外観だけじゃなんだかわからんので、
中身をしっかり捜索すると…。
佐賀牛の甘辛煮と温玉登場。
下世話に言えば洋風牛丼生野菜マヨネーズ掛け。
シシリアンライスで心配していたのは、その「縛り(定義)」の
ライスの上に何かをのせて生野菜とマヨネーズでカバーする
というスタイル。
生野菜とマヨネーズはやっぱり主役にならないのね。
能代では生野菜の下から旨辛ソースの厚切りポークが
出てきたんですわ。
結局は生野菜の下に何が隠れているかが大事。
そこにこそお店のオリジナリティが出る。
食べ応えがあって、食感のある食材。
ハンバーグでもメンチでも鮭のムニエルでもいいのではないかな?
久々にご当地メニューでハズしたわ、というよりは
中にソレがそういうふうに入ってんかい!
という驚きがなかったのはは料理人の腕でしょうねえ。
能代のシシリアンのほうがナンジャソリャ!という楽しさがあったわけですが、
本家佐賀はかなり真っ当。がっかり。しかも税抜1,200円。はあ。
こういうのがご当地レベルを物語るんですなあ。
繰り返しますが、佐賀県庁最上階展望レストラン。
せっかくのごご当地洋食が消化試合になってしまいました。
さすが!のオリジナリティを感じたら、ポジティブに函館民に紹介しようと
思っていただけに残念。
これよりday-2の阿蘇で食べた牛肉コロちくわのほうが面白いわ。
▲これまた竹輪の穴に入っているコロッケの具を
カレー味にしたらまた美味しそう…。
くう。佐賀、もっとがんばれよ。
これは観光的お付き合い感を感じるポジション。
それにしても予約して夜景レストランでコース料理???
それでも
佐賀市レストラン1,494軒中7位なのだそうです。
コレほんとに地元評価なの? ま、わずか25クチコミですけどね。
佐賀レベル、残念。
ま、佐賀夜景も手持ちではうまく撮れませんが、
目印になる建物が見つけにくいのはネック。
バルーンミュージアムが見えています。
夜景レストランで親しい人とロマンチックな食事…かなあ。
それ、地元民の「非日常」ですかね…。
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