Then and Now -函館・あの店は今- 居抜きの誘惑…(3)
とりあえず、ラーメン、寿司と比べると
「居酒屋」ジャンルの(居抜きの)汎用性は高い、ようです。
まあ、居酒屋、郷土料理・魚料理、和食処、日本料理・割烹…
それぞれの境界はあいまいですが、HWMの「居酒屋」ジャンル掲載は40軒。
うち現地現存が13軒。移転2軒。
で、消えた店が25軒。明らかに他ジャンルに比べて寿命が短い。
前回、寿司屋→居酒屋のパターンに言及しましたが、
逆はない。
消えた25軒はその後どうなったか。
なかなか興味深いです。
別の飲食店が営業しているケースが10軒、未入居のまま店舗が残っている
のが12軒。店舗の存在が消えたのは3軒のみ。
場所がいいから次の店が入る。もしくはその期待のもとに改装・解体せずに
家主が残す。
新しい店が営業しているケースをいくつか見てみます。
掲載店が閉店した掲載店の場所に移転したこのケースは例外的に思います。
あとは
など。
未入居店舗が残っているのは本町界隈が多いようですが、開店閉店が頻繁な
このエリアで半年間未入居である時点で物件に難があることは自明でしょう。
まあ、「テナント募集」「入居者募集」と不動産屋さんが貼ってない時点で
所有者が先を考えていないのかもしれません。
そして古い物件も多いです。
繁華街の人の流れや厨房の使いやすさなども見極めるチカラが伴わないと、
料理のウデだけで飲食店は成功しないのがこれでわかるはずです。
不利なアクセスを補う店頭吸引力、宣伝力…
これは函館に限ったことではありません。
それにしても「移転して健在」が40軒中2軒。
「居酒屋」が短命なのはしょうがないのかな。
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