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2019年12月29日 (日)

九州とんこつの雄・一風堂の戦略を見て気づいたわぁ@岡山

前回のつづき。

19/12/27更新記事

函館で博多とんこつラーメンはムリ!を岡山にて確認

日本国内に100店近いチェーンでしかも海外進出を果たしている

「一風堂」。

191214ippudohiroshima5

(広島店)

さすがに広島や岡山でのトリップアドバイザーの人気ぶり、

岡山店=岡山市レストラン4117軒中7位。

広島店=広島市レストラン7586軒中24位。

は問題だと思いますが、

道民が「九州とんこつ」に反応してないのでは?と思った次第。

少々思い過ごしがあったようなので前編を修正しましたが、

北海道・東北の6店舗のトリップアドバイザー的評価を見ると

こうなっています。

一風堂 狸小路店:中央区のレストラン2,233軒中28位
一風堂 札幌平岡店:清田区のレストラン103軒中18位
一風堂 札幌麻生店:仙台市のレストラン10,521軒中1,374位
一風堂 盛岡店:盛岡市のレストラン1,984軒中31位
一風堂 仙台青葉通り店:仙台市のレストラン6,555軒中61位
一風堂 仙台東口店:仙台市のレストラン6,555軒中86位

転入者が多い街で観光客がそれなりのエリアなら高評価は成り立つ。

と結論づけようと思います。それでも広島・岡山と比べて北海道・東北での評価は

微妙に低いように思えます。

トリップアドバイザーが中央区、清田区と(その他の)札幌市とエリア分けして

しまっているあたりがもやっとしていますが、これは「餃子の王将」を調べたときにも

言えたことで、TAランキングの特性かもしれません。

とりあえず今回は「九州とんこつ」の食文化理解と、ラーメンというジャンル

そのものの大原則の話にふれるのがメインです。

伏線は函館ラーメン五番勝負第三戦の「華月」なのは明白です、

更新記事19/12/4

令和元年・霜月師走→ラーメン五番勝負 第三戦・麺家華月@桔梗2

191218ippudoajien

ほら、こんなもん無料に決まってるやんけ!と思ったところで

ふと思考が停止。(中身は生にんにく、紅生姜、高菜、辛もやし)

191218ippudoakaokayama1

再掲しますが一風堂の赤丸新味は白丸元味よりはパンチがあるので、

「味変」の必要を少なくとも自分は感じない。

すると、このトッピングも宝の持ち腐れ。

「無料」なものは味わって帰りたいのはヤマヤマですが、赤丸新味自体が

きっちりパンチがある。

画像からはわかりにくいかもしれませんが赤丸は

辛味噌と香味油とで強めのアクセントがついているので、全部かきまぜずに

味のムラを楽しみながらすすると、あっという間に

たいらげてしまいます。

(解説画像・再掲)

191218ippudoakaokayama1_

そうかあ、味変トッピングは白丸用だったのかも。

そんな一風堂が今度はこんなチャレンジ。

191218ippudoakamiso

とんこつ+味噌になんとチョコレートです。

新提案だとぉ!!!

つまりただ辛い、塩辛いだけじゃないパンチのある味が

コク深い味わいが求められている、という認識。

それに高齢者ほど淡白でパンチを欲しがらないということになると、

ラーメン屋さんは全年齢層(家族層)を想定した末に

特色が消えていく構造なんだわ。

ただ高齢者が塩か醤油。たまに味噌という保守的な舌を

している北海道では「それ以外」がなかなか受け入れられない。

若者がもっと刺激を求めているぜ!

辛味噌に集約されてしまうバリエーションの無さ、というわけでしょう。

とんこつ+味噌にチョコレートを加える感覚とはまったく別次元なので、

保守性を論じてもしゃあない、ということらしいです。

チャレンジしたらラーメン屋はつぶれるの法則なら、

もうあきらめるしかないでしょうね。

191218ippudoakaokayama2

それにしても夕食で一風堂で明太ごはんプラスで1,430円

けっこう客単価高めで貢献していると思うんだけど。

でも(赤丸820+海苔80+半熟卵100+明太ごはん300)に税10%でした。

 

ちなみにこの一風堂岡山店の赤丸に評価してみまひょか?

81点のレベルCなのでギャップは+1です。

おっと明太ごはんを入れたらレベルBでギャップはマイナス9になっちゃうのね。

そうこれこれ、懐かしかったぁレベルで、

見つけたら即入店!というモードでは決してない。

単に岡山(2泊め)でうろうろ店探しても…と思ったところでちょうどイイ場所に

あったのでブログのネタにぴったりと思った次第。

北海道(函館)は本格的(九州タイプ)とんこつラーメン不毛の地?を

ふまえて、次回は令和元年・霜月師走五番勝負を回顧します。

ちなみに12月の旅で?と思ったのが「家系」が自分の知らない方向に迷走しているのかもしれない、

という現実。函館→札幌とラーメン街道を見上げてばかりいると、浦島太郎になりそうな予感。

 


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