【2019第10回タビ】能代・三度目の正直PART1…え?これがチャーハン?
18年12月、19年2月、そして11月と1年に3回も
立て続けに訪問した秋田県北部のまち、能代市。
理由はとっとと達成しておきたいことがあったため、なのだけど
少し意地になった部分もあった。
特に2回めの19年2月の訪問は見事に大きな空振りで、やけになってネオ街歩きをしたわけだ。
人口は5万人。
このサイズのまちだと、観光客の受け入れがどうこう責めたてるのは酷というもの
だと思う。
当時も書いたはずだが、奥羽本線で特急も停車する東能代と、本駅と目される
「能代」駅は少し離れている。「能代」駅は五能線の駅で、
1日の乗者客数は400人台。ダイヤは弘前行が1日10本。東能代行が17本。
ただし9~16時台は快速リゾートしらかみを含めて、東能代方面はわずかに5本。
11、13、15時台は運行されていない。所要時間はわずか5分だが、便利ではない。
2月に市内の巡回バスに乗ったとき、地元の年配のオバチャンに
「能代から東能代へ行くときはどのバスに乗るの?」と聞いたら
乗らないのでわからない、と言われショックだった。
バスがまったく運行されてないはずはないのに、まったくの情報レス。
ただ東能代駅で「市内まわり」という路線があることを知っていたので、
どこかで能代駅を通過するだろうと「秋北バス」のサイトを調べてみたら、
「巡回バス」とは別の「市内まわり」が1日6本運行されていた。
↓秋北バス
所要時間12分。料金は260円。JRが190円なのだから、そこそこだろう。
今回の小さな収穫はこのバスダイヤ(笑)。
そんな能代のまちで「夕食用」のレストランをキープしたことは
これまた以前のブログで書いた。
19/3/3更新記事
【2019第二回タビ】<4>洋食!能代で早くもあのメニューに再会
ここはイイ。2泊の夕食のうち1食はここで。
もう一回はイオン能代店を活用だ。
ところが能代滞在2日め、ふとしたことから予定外にも昼間に隣町から
市内に戻ってくることになる。どこかで一食稼ぎたい。
まちのメインの商店街でこの店の前を通る。ここにあるのは知っていたけど、
和風な蕎麦屋さん? 何系のお店?
素通りしかかったそのとき、クルマから年配のご婦人が降りてらっしゃって、
「ああ、間に合った」とばかりに店内に駆け込んでいった。
「お出かけ」の身なりに見えたので、ふとこの店の「店頭メニュー」を見ると
「洋食」と書いてある数行があるじゃないの。
そこでつぶしがききそう、とこわごわ入ってみることにした。
クルマから降りてらした年配のご婦人は4人組でなかよしランチ!状態。
思わず「いいね」である。
しかしよくよく見ると「洋食」コーナーも強力とはいえないラインナップ。
ハンバーグはなくてとりカラ揚げ、とある。
なんちゃって洋食?
先に書いた夕食にとっておいてるお店が洋食屋さんなので、
ここでは「チャーハン」750円を選択。
そのチャーハンがこれ!
不思議なビジュアルだし、具材がお漬物のみじん切りとトッピングの
炒り玉子。しかも卵の下に柴漬のみじん切りも隠されていた。
そして味噌汁。スープじゃなくて味噌汁。
ぱらぱらチャーハンの逆をいくベタベタ系だけど、不思議と嫌じゃない味。
どうも店内のメニューを見るとランチはこの流れが人気らしい。
先の年配ご婦人4人組のうち半分は「カレー」と「ラーメン」だって。
残り2名は「なべ焼きうどん」。ほのぼの。
完食して会計を済ませに奥へ行くと、なんとそこにあったのは
寿司のカウンター。もともとはここお寿司屋なのでした。
どおりでサービスメニューに「にぎり」や「ちらし」が
あるわけだ。
実は裏手に別の玄関があって、そこには「季節料理」の暖簾がかかっている。
敷居が二段階の和食店でしたか。
そこでチャーハンかい!
なんだか「地元民に支持されてる」なんでも食堂ってやみつきになりそうだな(笑)。
ところで目的は達成したかって?
もちろん。三度目の正直。かなり面白かったので、のちほど一本書きますわ。
たとえウケなくても。
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