【お先真っ暗】続かない店の超カンタンな見抜きかた
…なんかコレ、前にも書いた気がする。
でももう一回。
至極簡単なこと、真っ当なことが理解できないのが、
多くの函館の飲食関係者。
もちろん、ジャンルにもよるわけですが、
・誠心誠意仕事させていただきます
・お客様にもわが店を愛していただけるとありがたいです
という精神が伝わってこないお店が
全体の半分以上。
マジで?
とりあえずはこれだけのことですわ。いたってフツーでしょ?
もちろんこれさえあれば鉄板というものでもないけど、
まずは出発点。
閉じられた人間関係で勝負するのなら別だけど、
「千客万来」だとすれば、失敗が見えている。
でも、できない。
つーかやらない。
甘い客が支えてくれるだろう、という希望的観測してる店主あんたが
甘えん坊。
いやいやベストを尽くさずに堕ちていくほうがいいのかな、と思うくらい。
これね、オホーツク旅のときに痛感したけど、
紋別とか枝幸とか、人の動きがどうしても限定的な場所では
・誠心誠意仕事させていただきます
・お客様にもわが店を愛していただけるとありがたいです
のメッセージがあってもなくても、影響がない。
地元の顔見知り感が強いから。
イコール外から来た観光客、よそ者はびつくり。
例:紋別~枝幸ではこーんなカンジでした。
やってるのやってないの、いつならやるの?
営業時間、定休日の記載のある店に、まあ出くわさない。
もうやってないんです、閉めましたと言われても「そっか」となる外観。
それを同じように観光入込数年間500万人の函館でやるから、
呆れてしまうのだ。
あのさ、シャッターに字は書けるようなんだよねえ。
でも安全のことだけしか頭になくて、
空いてない時間帯に客は来ないと信じてる。
もしくは
すべての客は営業時間を把握してると信じてる。
あっぱれ。
というか…だよね。
店頭って営業時間外が勝負だと思うわけ。24時間営業以外は。
さらには観光客が足を踏み入れそうもない住宅街なら
店のことを知らない客など来ないから、なあなあでも大丈夫という油断。
見ててわかるけど函館市民のストレンジャーもけっこう多いみたいだけどね。
その結果が新規開店中、6年間の飲食店営業許可を更新できる店が4割、
という体たらく。
半年で閉まるお店もゼンゼン珍しくない。
そしてその厳しさを知らずに「函館だからダイジョーブ」と安易に開店。
続くわけなかろう。
そりゃ借金重ねれば、3年は耐えられると思うけど。
で、「こりゃあ最初から危ないぞ」と定点観測されちまう始末。
しまいには、営業届の更新手数料(飲食店のバアイ12,800円)もケチる店多数。
きっと年末には閉店がもっと増えそうだよね?
その特集の準備も進めなくては!
もちろん自由なニッポン、ルールにのっとれば、
開店する権利も閉店する権利も保証されているので
誤解なきよう…。
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