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2019年11月 1日 (金)

【至極当然】哀しみを乗り越えないと未来はやってこない・飲食店盛衰記

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だいぶ「正解はのちほど」ともったいつけたので、

このシリーズ自体はまだまだ続きますが、このへんで暴露しておきましょう。

この記事の後に「なぁんだ!」となるか、「(正解?)なんだっけ?」と

なるか賭けてみようかな(笑)。

まあ、HWM発行の2005年の時点で函館はもうすでにそうなっていた、ということです。

この本も永らく書店店頭に置かれてましたけど、それもせいぜい4、5年のことだと

思うし、いま同じものを手元に用意できるヒトは少ないと思うので、

もう少し内容を解説。

とりあえずお店紹介のボリュームは…

膨大なジャンルをカバーしています。

・和食(すし、日本料理、割烹・天ぷら・和食処・そば・食堂)
・焼肉
・洋食(西洋・各国・洋食レストラン・カレー・ビアレストラン・ワイン専門店)
・中華(中華料理・ラーメン)
・喫茶(珈琲紅茶専門店・カフェ・喫茶)
・スイーツ(ベーカリー・洋菓子・和菓子)
・回転すし、ファミレス、アイスクリーム、宅配弁当
・飲み処(郷土・魚料理、居酒屋、やきとり・おでん、洋風居酒屋)
・バー・パブ・スナック

これで飲食店部門終わり。

なんとその後に
美容室・ヘアーサロン、ショップ・専門店、生活情報、ホテル・旅館、温泉、医院・病院

まで掲載されています。ちょっとした電話帳。

ただここで気づくべきは【写真入り】=広告、【写真ナシ、文字のみ】=広告ではない

でした。そもそも

2005年に開店したばかりで「評判がイイ!」などと掲載されているなんて

臭い臭い(笑)。

この冊子は2005-2006で9年めの刊行だったようですが、

徐々に広告企画にシフトしていき、それでも純広告企画にならないように

地図やインデックス、コラムなどの編集ページも工夫したため、

そのぶんのコストがかかり、広告代金と製作費が釣り合わなくなり

力尽きたと見ました。

そして時代はネット時代…並行してウェブを立ち上げ…

でもクライアントの皆さんがついてこなかった。年に1回発行だし。

そりゃそうです、クライアントの皆さんの回転率もかなりハイピッチで

相対的に広告効果が伸び悩むわけですから。

まさにこれが21世紀の函館という街の特徴。

これが東京なら尽きず湧き出てくるエネルギーに溢れているかもしれませんが

いかんせん、此処は函館なのです。

で、現在この冊子のDNAは「はこなび」というネーミングでサイトそのものは生きていますが、

いまだ函館飲食店の閉店ペースにはついていけていない始末。

ポータルサイトは印刷物ほどではないにせよ、正確な情報を維持しようと

改訂に手間がかかります。

ま、【公式】某サイトに敗れたカタチ?

いやいや飲食店の開店閉店情報を細かく追うのは骨が折れることは

ブログ村の読者が先刻ご承知。

 

じゃあ、この14年前のHWMを読み解いても意味がないジャンと思ったアナタ、

それは違います。

歴史を学ばず、同じ過ちを繰り返す函館民こそ、HWMに学ばなければ

ならんのではないでしょうか(笑)。

本記事の最後に…

 

函館人気質はどうも熱しやすく冷めやすくてダメだ、という人がいますが、

実はそれは違います。

ひとつに函館市民の入れ替わりが激しすぎて10年スパンで誰も街を見ていない(笑)。

年間転入率3.4%の函館市。だから過去の失敗を都合よく忘れる人たちばかり。

自分だって空白の30年がなかったらこんなに衝撃を感じたかどうかはわかりませんからね。

この函館の「空気」に慣れてしまったらオシマイ。

いまだに見極めがつかず、行ったことのないお店=すべて新鮮、という方々が

いかに多いかはブログ村のサイト順位、記事順位を見ても明白でしょう。

イオン湯川のフードコートを見てるだけでもそれがわかります(爆)

うん、この先は別記事で続きがありますが、

ほんとうに函館はこんなに進歩のない街だったか?

明治の時代から? 戦後ずっと? そうだったか、かみしめて

いまを考えるのも悪くないと。

まあ、分別のない30代には難解過ぎてこの内容は理解困難でしょう?

以下はこの冊子に一文字も載っていない函館市内定番の老舗の面々。

151209gansokoike_ent

161114yataraya

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180813nakamichishokudou_ent

191023manryufukabori

昭和から続く老舗はまだたくさんあるけれど、保健所営業リストの

届出年が昭和以前のもののみ抽出してます。

(代表者変更、会社組織変更、更新漏れなどは除く)

だから、全然古いのに保健所リスト届け出が異様に新しいお店特集も可能なのさ、

ということで、ミニ歴史はPART7からまだまだ続きます。


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