【マチアルカー、まるで遺跡発掘の楽しさ】函館飲食店(ミニ)歴史シリーズ
それにしてもイモヅル式にいろいろなことが判明する、
【函館飲食店の(ミニ)歴史】シリーズ。
ブログ主には長い空白があるので、調べていて
あそこにあんな店があったとは!
<シンジラレナイ>というケースがけっこうあります。
※その多くは難しい場所でよく開業したな、の意
これはトリップアドバイザーの【営業終了】チェックでもときどき
あったのですが、HWMでは○○隣りとか○○斜め向かいなどと
表記されているのでリアリティがあるんです。
そのなかで注目してるのは
・現在空き地
・現在コンビニ
・現在他の飲食店
解体されて新たな商業ビルが建ってしまうケースが
函館においては異常に少ない。
もちろん「コンビニ」ができちゃうケースはけっこうありますけどね。
当時(14年前)といまは違う店というのは珍しくないけど、
HWM掲載は、いまの店の前の店の前の店の前の店。なんてのもある。
都合三代前。こりゃ呪われた物件だあ。例:鍛冶1丁目。
寿司居酒屋→韓国料理→イタリアン系…そして現店。
▲18年3月に営業認可なのでまだ2年経ってない。
「居酒バー」は「海鮮居酒屋」×「イタリアンバール」なのだそうだ。
前店(17年5月この場所に開店)は大門に進出(17年3月認可)していたが、
イタリアンからジンギスカンに主旨替えしてその後閉店済。2年ちょっとで消滅。
案外現存店がいちばん長くやったりして(笑)。
2年じゃわからんか。
ここもかなり回転してる物件。花園町。
この最新店舗はすでに閉店。18年8月に店名変更したが以降経営不振?
その前はたしかレストランでHMWに掲載されているのは
さらにその前にあった中華屋さん。つまり三代後が半年前に終了。
鍛冶一丁目といい勝負、花園町。
通りに対して、裏が駐車場で入口も裏ってダメ物件じゃないの?
末広町のこちらは
現存店は2012年スタートなのでもう8年め。でもHWM掲載店の後にできた
お菓子屋さんはすっきり消えたらしい。
だからHWM掲載店が現存店の前の店「ではない」ケースは
物件として心配。飲食店物件の履歴を統合管理すれば
絶対マーケティング効果が上がるだろうね。
そして店舗再構築をあきらめてしまうとこうなる。
↑(宝来町)↓(末広町)
▲西部地区は建物解体→更地が目立つが、本町界隈では物件を残して
なんとかふんばる傾向がある。建物自体は古いのだけど。
エキチカの若松町のここも一軒だけ消えていて、
(若松町)
かつてはここがラーメン屋さん。いまではこの両隣がラーメン屋さん。
次は五稜郭公園裏。
(中道1丁目)
ここも昔はラーメン屋さん。すぐ近くで喫茶店も消えて
どちらも駐車場に。駐車場化は定番。
こちらは本通1丁目。
(本通1丁目)
洋菓子屋さんがあったらしい。
(湯川1丁目)
ここにあったのはけっこう老舗のお寿司屋さんのDNAを受け継ぐ店?
わりと近所でも記憶が…。
(松風町)
五稜郭に引っ越して中華屋さんは立派になってメデタシ?
…大門界隈を見切った系?
以上、空き地シリーズ。
HWMにこだわらなければ、建物を解体して空き地・駐車場は
まだまだありそう。
いやいや問題はそうじゃないケースだよなー。
ファミマ神山1丁目
セブン函館十字街
ローソン亀田本町
もう一度広いPありのコンビニになってしまうと、それ以前の
お店のことはまあ思い出せないような?
ただ、貸主、不動産屋、内装請負関係者が
店舗営業をあきらめない限り、誰かが引き継いで苦労する(笑)
それを言っちゃいけないか。じゃあ、そのうちここも借り手がつきますか?
本町界隈の履歴調べはたった14年遡るだけで、いろいろ出てくる。
そのいっぽうでくるくるよく変わりながらすべて不調?というケースも。
まだまだ取材進行中なので、今回はほんのさわりだけ。
いまシリーズタイトルをじわじわ考え中。
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