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2019年10月12日 (土)

シリーズ?【函館飲食店の(ミニ)歴史】を学ぶ!PART1

ほんとうは麺系のハナシを始めたいと思っていたのだが、

のっけからスピンアウト。本筋も示さないうちに脱線。

なんだかな。

ずっと紹介したいと思っていたのはコレなんですよ。

191011hkdwkm2005

いま自分が持っているのは2005-06版。

いろいろ事情があって改訂版が出なくなってしまった冊子(14年前の発行)です。

この企画が成立していたということは潜在的にニーズがあったわけだけど、

現在のフリーペーパー全盛を鑑みるに

広告以外の「記事」は成立しない、という世の中になったのでしょうな。

函館に限らぬ話。ここに

和洋中華から飲み屋までさまざまなお店がここに紹介されているのだけれど、

だいたい半分が消えている。

でもでも、15年で半分ということは、この企画の時点で

かなり「まともな店」を集めていたことも疑いない。と思ってます。

老舗、というには15年は短いけれど、消長の激しい函館において

15年も頑張れていたらそれなりに優秀なお店でしょう。

…というふうに論を展開しようと思っていたわけなのですが、

15年以上頑張れているお店の半分が、いまでは見る影もない不人気店に

なってしまっているケースも目立つ。

なぜだ?

そもそも「この企画がまともな店を集めていた」の前提が違うのか、

ここ数年で急失速したのか。

そのいっぽうで「昔の名前で出たい」のロマン系にも

最近けっこう心当たり、ありませんか?

いま函館飲食店にさまざまな分類を加えているところだが、

「昔の名前」系はほんとうの老舗と一線を画すことを考えれば、

じゅうぶんにアヤシイのである。

確かにこの一冊にはここ20年ほどの函館飲食店の盛衰が詰まっているように

思う。さて、これをどう料理するか、今後展開予定の「麺系」の話に

凝ったスープのようにうまく絡めばおなぐさみ。

 

店にはいろいろな人の流れがあり、移ろいゆくことは否定しない。

移ろいながら衰退するのは店主高齢化ゆえということなら、

それはそれでいたしかたないけれど、自らの実力のなさ、

もしくは市場無視の思い込みで昔のブランドを復活させても、

それほど浸透してないし、狙った復活はかなわないのではないかと思っている。

※途中に30年近い空白があるからこそ、客観的に開き直って書ければイイけどね。

ちなみに…

ちなみに「洋食レストラン」のトップに載っているのがこのお店。

160415mostree_ent

続く3軒はいまはなく、5軒めがここ。

180925italiangogo3

6~9軒めもすでになく、10軒めがこのお店。

191112rivierekaji239

11番めが

180928beesbee_ent2

で、11番めでやっと出たか、というカンジ。

12~14もレストランとしてすでになく15軒めが

(注)このお店は当時の掲載住所ではなく移転先であることが

判明したので(痕跡を残し)画像削除しました(19/10/23)。

16もなくて、その次が

191007sanmarinohanazono

写真入りの紹介店「洋食レストラン」は全部で18軒で、

文字のみの紹介というのもあるけれど、18軒中チェック済・現役店が6

5=残存率3328%で、そのうち、ブログ主の「いいね!」はわずか1軒だけ。

迷店の方向に走っているお店も何軒か。つまり、知っている人だけ

来ればそれで満足、という…。この65軒のなかに、

ハコラク・ダテパーによく出るお店って…。

全然ないこともないけれど、まあ見かけないと言っておきましょう。

これが函館が過ごしてきた15年(14年?)。

おっと、他ジャンルも同じように考察するには追加取材が必要ね。

言い換えると以下に「洋食レストラン」ジャンルを自分が好んで資料をためて

いるか、だわ。

ただし、このガイドブックには「西洋料理・各国料理」というジャンルもあるので、

あなたが思うあの店は載ってないの?はまた次回。

 


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