「気質」の背後に【シャイなイナカモノ説】
相手の話を聞けないのがイナカモノ。
地方じゃなくて東京にもたくさんいる。
なんたって東京はイナカモノの集まりだから。
…などと言うのだけど、
一度このブログで、相手の話を聞けない「理由」を書いた。
簡単に言うと、大勢のさまざまな意見を捌けない。
それまでの人生であまり人に出会ってないから。
自分からすれば信じられない話だけれど、長いこと狭い世界で
暮らしていれば、人の多い場所は怖くてしかたがない。
じゃあその「恐怖」を克服するためにどうするか。
簡単。心を閉じる。すると、
人によっていろんな意見を持っていることを実感できなくなる。
函館中心部で暮らしていてさすがにそれはないと思うけど、
感じ方は個人差があるでしょうね。
で、自分の狭い想定の外からやってくると、もはや会話が成立しない。
ここで例をあげたのは7月になって根崎グランドにウミネコ幼鳥が
デビューしたので、図体は立派だけど、なかなかビビッとるわい。と撮影していたら
「何を撮ってるのか」とグランド整備していたイナカモノに尋ねられた話。
聞かれたので答えたのに、こちらの答えをまるで聞いていないという
エピソード。鳥を撮っていたと言わず、うみねこのこどもと答えたら
混乱して思考停止、何度も質問してきたという話だ。
きっと一度都会(東京など)を知ってる人間は、個人個人で意見が違い過ぎて
・とりあえずほっとく
とか
・受け流して過ぎる
とか
・予想外なことにわざと感心してみせる
とか
いろいろテクニックを習得してしまうのだが、
※もちろん(自分は)頭から正論で叩き潰すことも多いけど(笑)
イナカモノは当惑することを嫌い、会話を避ける場合がけっこうある。
自分のバカがハズカシイ? 避けていてもソレ直らないのだけど。
先日、親戚のしていた話に
「道に迷ったが、人に聞くのがハズカシイ」という人もいるわけで…
それで道に迷い続ける。たどり着けナイ。
実はこれ連れがいるとそれに対してのプライドという側面も持つ。イコール見栄。
そうそう、あきらかに旅行者で地図を見て話し合っているから
「どこかお探しですか?」と尋ねると、
反射的に「大丈夫です」と返す人が最低1割はいる。
旅先で迷うと恥ずかしいらしい。そうかぁ?
こちらも、うまく迷っているタイミングで話しかけないといけないのだが、
男女比では男性のほうが「大丈夫です」と答えがち。
見栄とプライドは男性のほうがやや強いようで。
強がってさらに反対の道へ進んでしまったら、始末に終えないのに
イナカモノはとかく恥ずかしがる。
「旅の恥はかきすて」という諺も知らぬ。
けっこうね、函館にも、地名を聞いても「え?」って思うくらいの
田舎から来るケースもある。もちろんここで言う「イナカモノ」とは
対人関係能力に対してだけど。
※神奈川と言わず「横浜」という人、さいたま市と言わず「浦和」という人。
もしくはその真逆。ナドナド。
だからこのブログに関してでも、理解できなくても質問なんか
もってのほかだし、コメントしたら最後、ありえない思い込みで
ジコチューな意見を書き込んでくるので、いちいち返すのが
かなりキビシイ。
もしも仮に自分が返信して第三者にもメリットがあれば別だが
ただただ個人的見解のやりとりに終始してしまいそうな内容を
コメントしてくるので基本スルーすることになる。
…っと例によって前置きだけで、あー長い。
(これが前置き???)
実はコレ【事実を書いたら、すべて営業妨害?】という
テーマの前置きなのでした。
ちょっとまわりくどかった?
「自分の意見をしっかり持つ」と「柔軟に思考する」は
どんな関係があるのだろう。
いまのところは「(正しいと思った方向へ)手のひらを反す」ことが
できるかどうかじゃないだろうか。
【事実を書いたら、すべて営業妨害?】の
本編は来週早いうちに披露したいと思います。
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