【終わらぬ震災からの復興作業】仙台周辺…8年経った風景(2)
このテの話に落ちが見つかること自体カナシイと思ってる。
どうしても経済的復興を強調してしまい、住民の心の復興は
長い長い年月がかかる。その間に世代は移りゆき、
忘れ去られるものが多くなる。
チャリで野鳥を求めてチョロチョロしているだけなのに、そんなことに気づきますか。え?
ちょっと長いけど「小さななるほど」が詰まっているのではないでしょうか。
というか(2)で完結する、とも言い難い。(3)までは続くでしょうか。
じゃあ、行った中で最南の亘理町から。阿武隈川を渡った亘理町。
もっとも仙台から遠い(6)です。
「鳥の海」というところへ行った。ミサゴが2羽いた。チョウゲンボウがネズミを捕っていた。
なんか太平洋岸に猛禽が多い気がする。
そしてなぜここが「鳥の海」という地名なのか。
どこにも何の説明もなく、水域の中にある小島に渡る橋は
「途中で」通行止めになっていた。マリンレインボーブリッジとか言うらしいが看板もない。
温浴施設がありランチをした。カツ丼850円。ほかのメニューはすべて1000円以上。
たっけーレストラン!と思ったら4階レストランのほか1階に軽食コーナーがあって、
カレーライスがあった。
レストランの前には過去写真が飾られていたが、震災直後・復興中の対比はされてなかった。
さて、仙台市荒浜から名取川を超えて阿武隈川まで30kmもの長さの運河、貞山堀がある。
最初の地図でいうところの(1)から(5)のあたりまでの長い水路。
防潮堤工事はほぼ終盤のようだった。
ただただ白い防潮堤と緑の田んぼと青い空のトリコロールが素晴らしかった。
画像は岩沼市付近。だから(5)のあたり。
阿武隈川北岸は岩沼市。岩沼市の海岸線は「千年希望の丘」と名付けられ、
避難丘を中心に公園が整備されていた。集落ごとに6エリア。
「相野釜(あいのかま)」「藤曽根(ふじそね)」「二野倉(にのくら)」
「長谷釜(はせがま)」「蒲崎(かばさき)」「新浜(しんばま)」
これは二野倉エリアにある「ひつじの村」。
看板が見当たらないが、どこからともなくひつじの声がするので存在がわかる。
また相野釜エリアでは地元高校生の駅伝大会が行われていた。
ただただ「自転車で入って来ないでください」
あっち行け呼ばわりされて観光客がっかり。邪魔したつもりはないのに。
帰りに慰霊碑を撮った。
仙台空港が近い。
仙台空港は岩沼市じゃなく名取市。
次回の第三回は空港と名取市閖上(ゆりあげ)あたりから北上。(例によって行程の逆順)
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