【2019第8回タビ】嗚呼、嘆きの紋別…PART1
紋別市民の方には申し訳ないけれど、かなりの水準なのである。
函館も実にたいしたことがないのだが、訪れてとても残念な紋別なのだ。
まずまずこの筆頭がこのホテル。オホーツクパレス。
昨年、観光協会の方にここはレンタサイクルがあるので便利、と
紹介してもらったが、ことしはないのである。
理由が「条例ができたから」
は?
それもショックだったが、チェックインのときにフロントがこういう。
禁煙の部屋をご予約いただきましたが、申し訳ありませんが
こちらの都合で喫煙可で少し広いお部屋になりました。消臭して
ありますので、ご了承ください。
そんなの今言われてもさあ。
▲うんじゃあ、灰皿は片づけるべ。
何よりこのフロントスタッフたちがスゴイのである。
毎日、朝の散歩で一外出。一度戻って再外出。昼過ぎに戻ってその後
夜メシ調達にまたまた外出。都合1日フロントの前を平均6回
通り過ぎるわけだが、挨拶のひとつもない。
行ってらっしゃいもお借りもない。珍しい。
これ最終日の5日め、朝から雨でそそくさチェックアウトすることを
決めて朝7時を過ぎて1階レストランへ向かうと
今滞在で初めて「おはようございます」と聞いた。
23打席め?で初ヒット? たぶんマニュアルで朝食に出てきた客には
挨拶すべし、となっているのだろう(笑)。
おもてなし精神が素晴らしすぎ。
人口を調べたら21,000人の紋別。そんな小さな町の駅前?10階建の
「大型」ホテルなので、常勝なんでしょう。
冬の流氷以外何も見るべきものがないと思っているらしく、
こういうことになっている。
だからとりあえず8月後半は部屋の稼働率がよく、危機感は
まるでない。(事実、翌週は満室で部屋が取れないと断られ)
このときも箱根駅伝常連・城西大の長距離系が合宿中だったけど、
大学生ランナーは夜の街にお金落とさないでしょ?
まあそうして平成を生き残ってきたのがこの街だということです。
駅舎跡にあった食堂も去年はやっていたのにこう。
日帰り温泉も朝風呂営業なし。しかも680円。
去年カツ丼を食べた食堂まで消えていた。
その割にネオン街は相当スゴイ。
函館の本町1番地には負けていない。
こんな路地が5か所、6か所? もっと?
あまりにいびつなツーリズムなので、あえてわかっていて
ネオ街歩きをしたくなった。
自己完結型、閉じた構造の飲食店の姿が
ほらご近所のどこかの街に似ていると思いませんか?
ってね。
というわけで【2019第8回タビ】次は紋別・ネオ街歩き編。
…と思ったが、その前に一本とりとめのないヤツを挟むことにする。
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