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2019年8月11日 (日)

チャンスを逃し続ける街・はこだて???

お盆休みのアクセスの薄い時期だからこそのネタ、ってとこでしょうか?

もう、どんどん消化しないといろいろ溜まってしまっているので。

190724_fivecitytennyu2018

2018年の転入者比率が年間3.4%札幌並みに高い函館

この比率を30年続けたら、市民は総とっかえ、ですな。

んなアホな。

ならばつまり「転入者ほど定着せず転出する」ということが言えるわけです。

たとえば函館にある大学の学年定数はどのぐらい?

北大・函教大・函大…学生時代だけ函館で過ごす割合はどのぐらいかな?

函館を出ていく理由は住みやすい暮らしやすい街じゃないから。

学生の場合、それは就職先がじゅうぶんでない、という問題もあるでしょう。

じゃあ、函館は札幌以外の他の都市に比べてどのぐらい働き口が少ない???

事情は旭川でも釧路でも同じでは?

転入者比率が低い街よりもどんだけ希望があるか。

だと思いますけどね。

で実際に人口減少が著しいのは、

自然減=出生数-死亡数の比率が高いから。

このグラフで見てみましょう。

190724_fivecityshizengen2018

とりあえず小樽には勝っている。2018年は0.9%。

同じ数字が札幌は0.3%ですからね。

2019年も前年と似たようなペース。

190724_fivecityshizengen20196

つまり函館では転入者の中に結婚して期間が短く、子どもを作る層が

非常に薄いわけです。この部分は子育て支援がどれだけ充実しているか、

すべての自治体と明らかに競争なのでなかなか大変。

セカンドライフを楽しむ中高年がいくら移住してもダメだし、

高校を卒業する若者を市内に引き留めればイイというものでもない。

総合的な施策が必要。

まあ、ここで函館の人口動態を分析してイッキに人口減へ楔を

打とう、までの話をする気はないんですが、

函館に長くは住まない層が5号線沿いにいくら住所を移しても

函館という街を理解するようにはなりません。

これは昨日いい絵を発見。(昭和4丁目)

190809misawahomeatshowa4

住宅供給側はただただ仕事をしているだけだからねえ。

ここに住んで愛のある函館市民にはならんだろうな。

碧血碑に行くようなタイプはこの地は無縁でしょ?

 

これはここのブログ記事でも日々の飲食店情報が

箱館戦争終結150年のリトファスゾイレの話の倍以上

関心を持たれていることでもわかるでしょう。

だから推定すると(A)属性=20%、(B)属性=25%、(C)属性=55%

なんていう極端な比率かもしれませんよ。

いや愛のある(A)属性を多く見積もりすぎている気もする。

とはいえ(C)属性のなかに可能性は残されているとは思いますけどね。

ここでも繰り返し言ってますが、

函館という街は日本全体でかなり過大評価されています。

この過大評価が過小評価よりどれだけ嬉しいものか。

次回記事ではブログ主に言わせれば

まるでアホみたいなJR東日本の函館ヨイショ作戦について

書きましょう。まさかこんなので舞い上がりはしないだろうけど、

まず外ヅラと中身のギャップが日本最大の街

であることを自覚するところから、だよな。

本質的に飲食店地図ときっちりつながっているところがなかなか恐ろしい。

190709jreasttourismhakodate


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