【2019第7回タビ・鬼乗り鉄】オマケのDAY-8…有名商店街探訪
東京屈指の人気商店街、品川区の戸越銀座。
そして戸越銀座と中原街道をはさんで南北に長いアーケード、
武蔵小山パルム。
東京ではこの両商店街の中間にかなり長い間住んでいたので、
観光、という気分もないし、懐かしいというほどのブランクも
空いていない。
それにしてもよくメディアに取り上げられる商店街なので、
商店街の変化と不変を改めて自分の目で確認しようと思い立った。
もちろんTA的なネオ街歩きには最適のターゲット。
住民として暮らしていたときの視点と、こうして外から再確認する
場合ではけっこう角度がズレていて面白い。
ある面から言うと、チェーン店のひと通りが網羅されていて、
ほとんどある。
ドトール、タリーズ、王将、ちよだ鮨、ココイチ、コメダ、上島珈琲、
ジョナサン、和民、ミスド、コージーコーナー、サンマルク、いきなりステーキ、
マック、モス、天や、KFC、松屋、吉野家、ガスト、大戸屋…。
ないのはスタバぐらい。
当時はこうしたお店を中心に利用していて、地元固有のお店が寄る年波で
どんどん淘汰されている印象を持っていた。
まあ当たらずと言えども遠からず。
でも、テレビの街バラなどで確認すると意外と見えていなかった
お店も多いので限られた時間でそこへ少しだけ迫ってみた。
戸越銀座、パルムまぜこぜでこだわっていくとまずベーカリー。
(武蔵小山)漢のパン、コミネ。いまでも元気にやっている。
ただ高CPでボリューミーに過ぎるのも飽きがくる。
(武蔵小山)ネモ。ここはこじゃれた「お!」というパンが多くて
女性に人気
(戸越銀座)ベーカリーホシノ。ここも古いくて人気のパン屋さん。
この3店が三強! いわゆる王道。
(戸越銀座)百番。ここも古い。テイクアウト惣菜も充実の中華。
大女将と若女将が店頭に出張っていて、撮るスキを与えない(笑)。
焼き餃子310エン。
(戸越銀座)龍輝。ここの焼き小籠包は絶品。
個人的な思い入れでは…
(戸越銀座)隼人。自分が鹿児島ラーメンを初体験したお店。
そんなロングランなお店に見えなかった。焼酎も充実。
これに比べたら某市の某櫻島はいかにも子ども。
(武蔵小山)珈琲さいとう。ここのハンバーグランチはなかなか。
意外と知られてない。TAでもクチコミ皆無。
一般的に武蔵小山のオススメ外食と言えば
このお店は品川区レストラン3,687軒中20位!
これはさすがにオドロキ!品川区って広いんだゼ!
「麺屋一途」…フレンチなラーメン。こんなのラーメンとは言えない!なお店。
日々にマンネリを感じている人はぜひ一度挑戦すべき。
「たいよう」…いつも行列しているので一度しか行ってないが、
素晴らしいトンカツ。ここも高評価で品川区レストラン3,687軒中37位!
「ちいさなフライパン」…グラタンに自信あり、の洋食屋さん。
ここの洋食もいいんだけど、実はサラダ大盛り!の
「さんきち」の料理画像をゲットしてこの最終日を終わりたかった、
のがホンネ。またしても臨時休業。ここ数年臨時休業率が高いように
思う。それでも閉めないを根性ととるか、
休みが多すぎて客を失ってる、落ちたと見るべきか。
どうもクチコミにも切れがなく往年の活気は望めないみたい。
▲大昔と違って数年前は盛りの弱いメニューを選んでた。それでもこの程度。
足を棒にして両商店街を再確認した割には狙っていたトリプレッタ、
さんきちが閉まっていてガッカリ。やけになって回転すしでお茶を濁す。
ちよだ鮨系の「銀一貫」。旬ものの「万願寺とうがらし」=ししとうのでかいヤツ
オープン当時、最悪の接客だったのでネガ食らわそうと入ったら、
意外とノープロブレム。まあおすすめというほどではないけど満足。
ここ2年で意外な?お店がなくなっていたり、住み始めた当時を思い出すと、
そういえばあそこよかったなあ、というノスタルなお店もチラホラ。
それはもうしょうがないか。
ムサコ駅前の再開発のタワマンはもうこうなっていて、
2019年中には再開発完了?
さすが、東京の街の変わり身がダイナミック。
その陰にかくれて「昔ながら」を見つけられるから東京にも「旅」がある。
まさにそんな旧・地元、でした。
いやいや2時間やそこらでささっとまとめないでくれ、
だとは思うんですが、きょうのところはとりあえず。
足をとめて記録したお店を最後にあと数店。
店頭の印象を比較してくらはい。
根を張る地元店と、大手チェーンの攻防。
そしてそこに紛れ込もうとアンテナ店(チャレンジ店?)の
対比の妙を観察するには絶好の商店街ではあるんですよ。
丸亀製麺の運営会社トリドールが展開している「天ぷら定食まきの」は
東京人にも人気だし、こんなステレオタイプな新店も
いくつか目に入った。
▲店頭デザイン、さもありなん。
でもしっかりチェックしたいのは埋没しがちなこんな古参の
お店も最低限の自己主張をしているところがまさに戸越銀座レベル
だと思うのね。
この商店街があるから周囲にヒトが住みつくという好循環。
ただ
▲札幌進出店舗にクチコミがろくについていないのに、戸越銀座へ
挑戦は少々おこがましいか、音更ぎょうざ。
イナカへいくほど、競争が緩いからテキトーみないなことがあるけれど、
アタマひとつ抜けたかったら、ちょっと工夫すればだいぶ
違うと思うのである。まあ、函館なんかはクチコミ自体が弱いので
どもならんけどな。
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