この街のさりげない日常をカタチづくるもの…
第7回タビがかなりのロングランになっているので、
逆に小ネタにハマってきた(笑)
ほんと振り返ってみて初回の稚内が枕崎を呼び、
この2駅が乗り鉄のすべてを呼び込んだよなァ。
とそれはおいといて、たまたまつけていたNHK-BSでこんなシーンを
見た。話は大きく飛ぶ。飛ばす。
トルコはイスタンブールの街角。例の海外の街々歩き番組みたいな
ヤツである。番組の最後のほうでトルコ人のお父さんが娘(7,8歳)を
連れてケバブ屋さんにやってきた。
ケバブ屋さんのベテラン店主(男性)は言う。
…この仕事を始めてもう50年さ…
御年60歳なかばと言ったところのケバブ屋さん。
この場面での主人公の少女は将来コックさんになりたいという。
「おじさん、お弟子さんはいるの?」
おう、いるさ。でもみんなこんなとこじゃなくて高級店で働いて
いるのさ。でも自分はこんな店で常連さんに囲まれているのが
性に合ってるんだよ。
「おじさん、どうしたらコックさんになれる?」
そうだな、お母さんのお手伝いをしっかりすることだな。
お母さんは料理上手か?
「うん。それにわたしちゃんとお手伝いしてる」
そうか。
「おじさんも小さいころしてたの?」
もちろんさ。あと料理人のところで修業もしたさ。
…父と娘は顔を見合わせて
「このケバブ、おいしいね。クセになっちゃうね」
店主は、そうさウチのケバブはクセになるのさ。
肉にはこだわっているからね。
「おじさん、料理好きなんだね!」
そうさ、もうこの年じゃほかの仕事はできないからな…。
おっとテレビは嘘をつくので、100%は信じないほうが良いと
思うが、イスタンブール、中東イチの大都市だけあって、
いい番組になってた。
こんなシーンを函館で望むとどういう無理がかかるか。
ベースとなる人口がイスタンブールの数十分の一だから無理なのか。
考えさせられたよなあ。
函館シーフードイタリアン…のお店。
函館魚介のペスカトーレねえ。
意外と聞いたことのないフレーズだったりするよ。
グランドオープンしてさぞかし繁盛しているんでしょうねぇ。
パスタと「ごっこ」とのコラボだったらユニーク、かな。
「ごっこ」のアクアパッツァでもよし。
で、例のフードコートでこんな会話。
60代ぐらいのご夫婦。
妻「あのね、つい最近までロッテリアがロッテだって知らなかったの」
旦那「へえ」
妻「だからあ、つい最近までロッテリアがロッテだって知らなかったの」
旦那「ふーん」
まさにイナカモノ万歳といったところか。
もちろん「知らなかったこと」がどうこうではない。
それで知ったからどうだったかを妻は伝えないし、旦那は気のない返事を
繰り返す。
横では老婆と孫。
孫はそのロッテリアのコーラを飲んでいるようだ。
Sサイズ120円、Mサイズ250円、Lサイズ300円。
老婆いわく「わたしもなんか飲もうかな」
買い物から戻ってきた娘(孫の母)に話しかける。
聞いている自分は普通にイオンで買った
この税別59円のジュースをちょうど
飲みほしたところ。
フードコートでそれぞれの過ごし方に「函館」が出る。
面白い。
ダマされている、次元はすでに越えている、ようだ。
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