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2019年8月 9日 (金)

【2019第6回タビまとめ】なぜ旅の印象が悪くなった???

なかなかまとまらない【第6回タビ】のまとめ。

ポイントは大まかにふたつに絞りたい。

ひとつめのポイントは旅の融通性。

ふたつめのポイントは「そういう場所」で出会う人々の習性。

 

今回の道北タビ、

1日め=移動 2、3日め=サロベツ
4日め=大雪 5日め=洞爺湖・昭和新山・帰函

これが当初の予定。

ただ2、3日目の目標達成率は50%。

それはそれで諦めて3日目の夜、旭川のホテルOMO7で

ネットの山岳天気予報を見ると

旭岳の天候が4日め最悪。5日めややベター。

そうなっていたので

ヨッシャこの4日め5日めを逆にしたらうまく行くに違いない。

そう考えて4日めはアサイチで旭川から室蘭線経由で洞爺湖へ。

ここに室蘭本線乗り鉄をぶちこんで、

当初の苫小牧から洞爺へ向かうよりは現地滞在時間が短い。

でもって洞爺湖の遊覧船にン十年ぶりに乗ったら

昭和新山には「もう午後遅くなったから来なくていい」

言われたのである。中途半端な観光客はイラナイ、と(笑)

…無理して行ったのに昭和新山は終わってた。

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で楽しみにしていた5日め。苫小牧からアサイチのすずらん+

ライラックを乗り継いで、さらにバスで○分。山はこれだから。

旭岳の天気はこれである。

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注:少し晴れてきた気がしたので撮った絵。これでも。

2018年に行ったときもロープウェーが霧の中に消えていった。

そのときと同じである。

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6月の「オトキューパス」期間(6月下旬)はかなり晴天確率が低いらしい。

作戦変更実らず。これがため息をついた最初の理由。

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▲新装なったばかりの旭岳ビジターセンター。これは立派!

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▲あきらめてロープウェーで降りてきたら勇駒別湿原も幻想的な霧の中

 

続けて気持ちが萎えた第二の理由。

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サロベツでこのツメナガセキレイはなんとかデフォルトで撮れたが、

あまり野鳥の出会いが良くない。テーマのシマアオジは気配もない。

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▲オオジュリンがエゾカンゾウにうまくとまっていけど、めちゃ遠し。

そこで出会うのは大宮だの京都だの道外ナンバーの野鳥マニアたち

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▲サロベツいうても幌延側でっせ@パンケ沼

みんないい年なのに、高確率でコミュ障。

「いやあ、せっかく来てもいませんねえ」というデフォルトの会話

すらままならない。撮れない場所・条件でもたもたしてる。

もちろんこちらから知識の深さにさぐりを入れても

ほとんど反応がない。

なんの予備知識がなくて、こんな北海道の果てまですっ飛んできた?

自分は豊富の観光協会で借りたチャリでサロベツを回っていたら

(チャリ移動って)地元の人ですか?」

アホなのか、皮肉なのか。

「地元北海道ではあるんですけどね」と言ったら無反応。

仮に自分が地元でも情報は教えないだろうな。

やっぱり北海道のエリアごとの野鳥知識はないらしい。

ただただ本州では会えない珍しい野鳥を写真に撮りたいだけの

60~70代のおっさんおばはん。

(そういえば去年、某紋別方面で見ず知らずなのに

ブログに野鳥観察記書いたりしてませんか? ぜひ(連絡先も)

教えてください、言われたことがあったっけ。そういう奴が多いから

そういう期待には応えないのよ)

 

これが霧の真っただ中の旭岳・姿見にもいたからたまらない。

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視界がほぼゼロなのに三脚立てて何やら待っている。

そのアングル、ベストですか?

確かに晴れていればノゴマホシガラスギンザンマシコもそこには

いるわけだが、霧が晴れるまで関東から来たとかいうおっさん達が

標高1600mでずっとおしゃべり。

というわけで姿見でいちばん驚いたのは濃霧の中、登山者の食べ物を急襲する

1羽のハシブトガラス。ハイライトはこいつ。すげーや。

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「カワセミは北海道では夏鳥なんですよ」

おっさんたちの知ったかぶり比べは続く。

霧でヒマだもんね。自分もヒマだから高山植物を撮る。

 

 

見事に聞く耳持たぬ関東とやらのイナカモノ。

函館の松倉川のカワセミは周年いますけど。

 

こうして野鳥観察目的のおかげで第6回タビはイナカモノ遭遇率がぐんと上昇。

今後あまり同業者がいない場所、いないタイミングを精選しないと

あかんのだなあ。現場で協調できる確率は30%ぐらいなのでした。

ほーんと定年後はみんな暇なんだな。

というわけで【第6回タビ】はそういう旅でした。

いろいろあるわ。

そのぶん「第7回」の「当たり感」がかなりのものでよかったのだけど…。

会いたい野鳥に出会わなくても人間観察はしっかり成立するということで、

2年連続の道北旅・完。

とにかく(JRの)オトキューパス期間にしばられるアナタがいけない。

最後に画像だけ並べておく。印象ほど悪い旅じゃなかった、

かもしれない。

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いやあ旅で得たいものが多くなりすぎている傾向は好ましくないかもしれない。


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