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2019年7月12日 (金)

さてと。初公開!函館飲食店の営業継続年数グラフ

さすがに函館ローカル、であるだけに

本邦初出のデータでしょう。

この統計をどう解釈するかな?

19/5/31時点で営業許可が有効な市内飲食店の

営業許可年月日の統計は以下の通り。

Inshokutenhakodate190709b

免許更新期限を5年および6年とすれば、

免許更新できずに消えていく店が約6割、ということがわかる。

2012年に許可が下りた現役店が132で、

2018年に許可が下りた現役店は319だ。

この319が毎年10%ずつ消えていくと

6年後の2024年には169だから、もっとハイペースで消えているんだろうね。

もちろんこの中には更新期限を忘れて再申請したり、

個人から会社組織に変えたり、同じ店でも責任者が変わったりで

新規扱いになるケースもあるのだけど。

 

いっぽう老舗という扱いを平成以前、つまり昭和時代の1988年以前

営業許可が申請されて続いているお店で見ると、

ナント232で全体の6%もある

ブログ主はこんなに多いとは思わなかった。

ただしこの232店の3割はホテル・旅館による申請、施設の食堂に加えて、

30年以上のキャリアをここ5~6年で終えた店

自分が知るだけでも十数店は含んでいる数字。

なので、統計的にはリスト上の全3686店の平均営業継続年数は

9年9か月ぐらいになりそう。そんなに長い?

感覚的にはそうなる。平均って怖いよねえ。

いちばんの老舗は(現行の法制下で)営業60年を超えているので、

平均3年未満のお店の数字をぐいぐい引き上げているんだろうね。

ただ着目したのはキャリア30年を超える古株店の現状。

これを老舗と呼べるかどうか。

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▲ここ1年で昭和時代からの歴史に幕を閉じたお店たちと

▼現在も奮闘中の古株店たち。

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古い。汚い。でも閉めてない。

これで再度厨房検査したらけっこうマズイんじゃない?

というお店もチラホラ。

こりゃ最初から入らん、というお店と、もう行かないな、というお店が多い。

渋いをかなり通り越しているなあ。

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これらすべてひっくるめて函館の飲食店の「現状」。

さて、そろそろまた保健所に宿題のデキ具合を確かめに行くとするか。

7/1公表のリストを見たところ、

相変わらず「できていない」で済まそうとしているみたいに思えるけど、

このブログは「しょうがねえな」で済ませませんから。

もうこのリストを眺めはじめて1年。1年バックれて何もないなら

永久に何もない。

違法営業放置の街はこだて、であります。

ちなみにこの話、昨年11月、某市会議員の耳に入れてありますが、

「自己調査しましたが、おっしゃるとおりの事実のようです」とコメントが

返ってきたっきり、なーんのアクションもない。

(つまり手の打ちようがない、が回答ね)

そういうことか? 函館。

やる気のある奴はいないんだな。

これこそが函館人気質!と言われてなんも感じないらしい。

ぢつは違うんですよ。違わないけど(?)


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