さてと。初公開!函館飲食店の営業継続年数グラフ
さすがに函館ローカル、であるだけに
本邦初出のデータでしょう。
この統計をどう解釈するかな?
19/5/31時点で営業許可が有効な市内飲食店の
営業許可年月日の統計は以下の通り。
免許更新期限を5年および6年とすれば、
免許更新できずに消えていく店が約6割、ということがわかる。
2012年に許可が下りた現役店が132で、
2018年に許可が下りた現役店は319だ。
この319が毎年10%ずつ消えていくと
6年後の2024年には169だから、もっとハイペースで消えているんだろうね。
もちろんこの中には更新期限を忘れて再申請したり、
個人から会社組織に変えたり、同じ店でも責任者が変わったりで
新規扱いになるケースもあるのだけど。
いっぽう老舗という扱いを平成以前、つまり昭和時代の1988年以前に
営業許可が申請されて続いているお店で見ると、
ナント232店で全体の6%もある。
ブログ主はこんなに多いとは思わなかった。
ただしこの232店の3割はホテル・旅館による申請、施設の食堂に加えて、
30年以上のキャリアをここ5~6年で終えた店も
自分が知るだけでも十数店は含んでいる数字。
なので、統計的にはリスト上の全3686店の平均営業継続年数は
9年9か月ぐらいになりそう。そんなに長い?
感覚的にはそうなる。平均って怖いよねえ。
いちばんの老舗は(現行の法制下で)営業60年を超えているので、
平均3年未満のお店の数字をぐいぐい引き上げているんだろうね。
ただ着目したのはキャリア30年を超える古株店の現状。
これを老舗と呼べるかどうか。
▲ここ1年で昭和時代からの歴史に幕を閉じたお店たちと
▼現在も奮闘中の古株店たち。
古い。汚い。でも閉めてない。
これで再度厨房検査したらけっこうマズイんじゃない?
というお店もチラホラ。
こりゃ最初から入らん、というお店と、もう行かないな、というお店が多い。
渋いをかなり通り越しているなあ。
これらすべてひっくるめて函館の飲食店の「現状」。
さて、そろそろまた保健所に宿題のデキ具合を確かめに行くとするか。
7/1公表のリストを見たところ、
相変わらず「できていない」で済まそうとしているみたいに思えるけど、
このブログは「しょうがねえな」で済ませませんから。
もうこのリストを眺めはじめて1年。1年バックれて何もないなら
永久に何もない。
違法営業放置の街はこだて、であります。
ちなみにこの話、昨年11月、某市会議員の耳に入れてありますが、
「自己調査しましたが、おっしゃるとおりの事実のようです」とコメントが
返ってきたっきり、なーんのアクションもない。
(つまり手の打ちようがない、が回答ね)
そういうことか? 函館。
やる気のある奴はいないんだな。
これこそが函館人気質!と言われてなんも感じないらしい。
ぢつは違うんですよ。違わないけど(?)
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