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2019年6月23日 (日)

【19/5/22函館市観光部の謝罪】…その後、詳細編PART2

さて、函館市観光部

「うるさい奴にはとりあえず一旦フタをしとけ」

と思ったかどうかは定かではないが、再度まとめると

3年かかって坂標の説明文が修正された八幡坂以外の件

こうした内容。

160317yachizaka2

●谷地坂の件

いったんは「谷地頭へ向かう坂」という表現が誤解しやすい

と回答しながら、

「谷地頭へ向かう道が交差している」

「文献にそう書いてあった」

とさまざま言い訳したあげく、

3年前には「表現を検討する」としたわけだが、

今回の回答は以下の通り。

「ここが谷地坂である根拠も不明確だが、ここが谷地坂でないという根拠も不明確」

「函館市がこの坂を谷地坂としてから長く認知されているので、変更しないことにした」

どんな見解であるにせよ、3年もかけてのこの回答には失笑。

そもそも認知させた責任はとらないようで。

谷地=谷地頭という短絡的発想が陳腐だしね。

 

●護国神社坂の標識の件

190416gokokujinjasaka_1030am_1

昨年はきちんと夜間規制についての標識の役目を果たしており、

現在の「自家用車は登れません」は虚偽記載である旨を追求したのだが、

181019gokokujinjasaka_kisei

「ロープウェーをご利用できます」の付記も含め、

「季節ごとの規制状況についてリアルタイムで対応できないため、

撤去する方向で検討」という回答。

この標識がいつから存在するのか、ブログ主は知らないが、

こんなことは設置した時点でわかっていたこと。

さらなる言い訳は(ロープウェーについて)

「秋季に定期点検で運休がある」
「強風で予告なく運休するケースがある」

ために「ロープウェーをご利用できます」の文言も最初から不適切、

なのだそうだ。

そして、この標識の設置に関して、

「補助金が出ている」「寄付によって設置された」などの事実が

あるかどうかの確認が必要で、速やかな撤去とはならない可能性があるそうだ。

観光部の業務として、函館山観光の妨げになる標識の放置が問題である、

という理解は示されなかった。

 

●函館駅前の案内マップ

190408seibuchikumap1_3

190408seibuchikumap2_2

これは駅舎を出てすぐの案内マップは「西部地区ガイドマップ」となっていて、

駅前交番前の案内マップは「函館駅前エリアマップ」となっている件だが、

これは観光部マターではないとのこと。

Map190416ekimae1_1

Map190416ekimae2_1

(5/31観光部ヨシオカ君からのTELによる)

案内マップ設置は土木部の業務函館駅前エリアマップの設置が先。

そののち、西部地区などにマップ増設の予算がついて、

記述が不統一になったということだ。

結果的に観光部として「西部地区」の定義は明確に示されず、

土木部が西部地区と定義した時点では、市民部戸籍課の見解同様、

若松町、松風町、大森町までが西部地区であるとのこと

190520shiminbujuukyohyoujiseibuchiku

これは先述した、都市建設部まちづくり景観課スタッフの見解とは異なる。

つまり西部地区予算で駅前(若松町)整備が可能、という運用らしい。

 

●駅舎内のサイネージ端末

駅舎内のサイネージ端末とはこれのことである。

190528signage00

これは3年前に本ブログでも取り上げているが、

観光案内的にはドイヒー内容である。

190528signage1

▲旧桟橋に復元予定あるんだっけ?

特に八幡坂、谷地坂等々に関連して見ていくと、画像がないばかりか、

ある場合も冬景色のまま掲載されている。

190528signage2

これも放置なのだ。

この件の管轄部署は函館市経済部

ブログ主に言わせていただくと、観光スポットのピックアップが

細かすぎ。そのうち画像を追加しようと思ったか思ってないか知らないが、

結局何もせず放置である。

190528signage4

▲観光スポット編は画像ナシのオンパレード。しかも内容細かすぎ!

190528signage3

▲画像のある坂も冬景色多し。でサンタなんとか岩ってどこ???

(答)旧恵山町方面

また坂などは問い合わせ先が観光部になっているが、

観光部はその件をあずかり知らない。

まあ、端末の利用者がほとんどいないのが現状で、しかも

タッチパネル式にも拘わらず処理スピードが遅すぎて

しょっしゅうフリーズしているので使えない。

撤去するのが適当でしょう。

維持費がかかってないとでも言います?>経済部

でもって、この調子で市内の飲食店関連を扱ったら、頭痛がするハズと

思って見て見ると案外ブラッシュアップされていてビックリ。

190320takamoriaromasuccess2

▲例えばここはけっこう最近開店したお店だよね? どこかわかる人?

 

これ広告料取っているでしょう。観光客が利用しない端末なのに

飲食店に広告を出させている。…!?

もちろん間に代理店が絡んでいるのでしょう。

逆にこんな誰も注目しない媒体に出広する飲食店の無知が暴かれて

面白い。

この流れのなかでも、観光部は蚊帳の外だし、観光部自身も

仕事が増えると困るので、それを自覚しているフシがある。

5/22時点では

「このあとすぐに確認してみますが、そこまでは放置してないでしょう」

呑気なコメントになる。

とりあえず誰も観光行政を横断的に管轄しないので、

現場ではくだらないことが始終起こっているという、

想像どおりのお粗末、でした。

たぶん、設置の予算はついてもメンテの予算は存在しない(場合が多い)ので

放置ダイスキ体質にならざるを得ないんでしょうねえ。


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