【名店を見抜く・前編】ただただ成功体験の積み重ね@新山口(小郡)
たしか「2週間後ぐらいに…」と言っていた2019第5回タビの
カンドーの「出会い」案件。
↑19/5/10更新記事(たいした内容じゃないのでリンク貼りません)
このところ、いろいろネタが豊富で
気づくと、あっというまに2週間が過ぎていた。
でも、前後編だから(笑)ゆっくり。
単に美味しい店に出会いました、じゃなく、
なぜその店が美味しい店たり得るのか、できるだけ伝えたいと思うわけだ。
すでにTAにクチコミは済ませているが、直前の投稿者が
「まさに旅先の飲食店探しはギャンブル」と書いていた。
もしそれが真実なら、ギャンブルには「実力」という要素が加わるに違いない。
出会いまでの段取りを裏返せば、そうして店は客を呼べばいい。
そうして呼べないから非力な店。
さて新山口駅前。宿泊ホテルはコンフォートホテル新山口。
フロント脇に置いてある飲食店マップの掲載店は18。
確率が18分の1ではさすがに簡単に当たりは引けない。
ホテルの2軒となりがセブンイレブン。
カギはローソンをわざわざ探して10分先まで歩いたこと。
手元の資料はフロント脇の飲食店マップのほか、
個別メニューが3店ぶん。
とりあえずすべて受け取り、おっぴろげて内容を検討。
価格帯はみな似たりよったり。
ただ1軒だけ、メニューが「2枚」だった。
もちろん毎日2枚構成のメニューをイチから書かないが、そこに
実直さを感じ、個別メニュー3店の優先順最上位とする。
先に書いた通り、ローソンまで行く途中にその店があり、行って戻った
タイミングで別のお客さんが店頭で思案中。
このお客さんが入ったらスルーしよう。
するとなんとこの男性客入店せず。
じゃあ、自分だ(笑)。
時間はすでに午後8時を大きく回っていた。
「本日のメニュー」にところどころ律儀に書き込まれていることに
気づく。
お通しは確か小松菜の白和え。+最初のアルコールは
スーパードライ瓶を注文。
ここまで自分は全然お店の力量に気づいていない。
さて、何を頼もうか。
剣先イカが目に入る。刺し盛にするか悩む。
刺し盛1人前4種1250円。
「大将!刺し盛りに剣先イカ入ります?」
大将:いかようにも。別にしましょうか?
第一声が心地よい。
でやってきたのが刺し盛4種。
ヒラマサ、ヒラメ、マグロ赤味、タコ。
さほど豪勢、でもない。
そして剣先イカ。
剣先イカ、函館の真イカよりもいくぶん甘い。
いいんでないの?
で、この時間のイカ…鮮度勝負ではないのだ。
「大将、このイカは特牛(こっとい)とか日本海側?」
大将:剣先は日本海側しか獲れないよ。特牛?よく知ってるね!
フツー読めないからね。
…だって2015年に角島(つのしま)行ったからね。
▲これは北海道・積丹で見つけた特牛プレートですけどね。
▲角島は沖縄並み絶景!!!
こうして徐々にかみ合っていく…。
そういえば、山口県はそのとき以来4年ぶり?
(実は違うけど…)
食事はまだまだ序盤戦。
後編へつづく。
※前後編にしといて店名を書き忘れ。画像にあるように入道でした。(19/7/14追記)
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