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2019年5月27日 (月)

【最近よく出る?決めゼリフ】あなた、日本語だいじょうぶ?

これまでブログにも何度も書いていることだが、

人間関係というものは相対的である。

ヒトという存在は、対応が相手によって違う、ということは日常茶飯事。

かくいう自分も相手の反応によって、

意図的に高飛車に出るケースが最近目立つ。

圧をかけて反応を見てみる。みたいな。

あまりにひどい場合、

「あんた、日本語理解できてる?」的な攻撃を繰り出すことも。

これまでの結果を見ると、その「日本語だいじょうぶ?」攻撃で

相手が立て直してきた例はほとんどないので、最初からそのレベルの

コミュ能力なのである。

あとはこちらが「しゃあないな」と嫌味を言って諦めるだけだ。

これが利害ナシの対等の立場ではなく、

サービス対価を支払う客の立場であれば、

ちゃんと説明しなよ、という態度は当然。

2019第5回タビから帰ってきて、「またこれか!」と思ったので、

旅程中の「イナカモノ運転手事件」のことを書いておきましょう。

こんな景色の場所から

190513maikokouen2

高速バスで向かった場所は淡路島の島内。出発地は高速舞子

バスの始発は神戸三ノ宮。目的地まで三ノ宮から片道1650円。

往復だと2970円。高速舞子からだと片道1400円。往復だと2520円。

…という運賃設定。

ところがこの往復料金とは事前にチケット窓口で買わないと成立しない。

この路線は淡路交通神姫バスの共同運行。

三ノ宮~高速舞子は30分ほどの所要時間があり、姫路から向かったため、

時間と運賃の節約ということで高速舞子~淡路島内(五色)で往復しようと

したわけだ。

190513kousokumaiko1_1

そもそも高速舞子のバス乗り場が尋常でないぐらいわかりづらい。

結果的に↓エスカレーター、エレベーター、階段を経由して

この高さまでたどり着かないとバスに乗れない。

190513akashikaikyouoohashi4

迷いに迷ってやっとたどり着いたバス乗り場。

やってきた神姫バスの運転手に…車内で往復きっぷは買えますか?と聞くと

買えないとの回答。

190512himejishinkibus

▲(参考画像)神姫バスの姫路市内路線

「往復で買ったら安いんですよね? 高速舞子ではきっぷが売ってなかったと思うんだけど、

三ノ宮じゃないと(まで行かないと)買えないんでしたっけ?」

そもそも、高速舞子~淡路島内(五色)のきっぷをそのだいぶ先の三ノ宮で

買い求めるのはナーンセンス。

するとちゃんと説明できない運転手。

回答例としては

・三ノ宮のバス会社指定のきっぷ売り場で事前に買うしかない
・高速舞子周辺のきっぷ販売所はわかりにくいので購入に不向き
・車内では往復割引は適用できない

などがあげられる。

こちらも当然乗ってしまったらもう割引きっぷは買えないんだろう、と

覚悟して「どうすべきだったか?」を尋ねているのに答えられない。

おまえ、プロか? の話である。

で、彼は何と言ったか。

190513shinkibusdriversname

「ワタクシの説明が不十分で申し訳ありません。今回は片道1400円で結構です

カチンと来ましたね。そりゃ絡むでしょう。

「今回は片道1400円の料金で往復してもよい、と? あなたの名前を出せば帰りはタダなのか?」

・今回は往復割引にならなくて申し訳ありません

であり、最後まで説明は不十分ななまま、進行。

ちょっとびっくり。そうか、どこも人手不足、個人の資質の範疇ね。

もう地元の足だから、ほとんどの皆さんは回数券かICカードなのね。

それこそ、淡路島全体の観光受け入れのスタンスの問題である。

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190513goshikiwelnesspark

▲ここに用があるのだ。

▼帰りのバスは行きと違い淡路交通。

190513awajikoutsubus

その運転手さんに同じことを聞いてみたら、

そもそも高速バスきっぷ売り場は

わかりにくいらしい。

「淡路島内のコンビニなら回数券売ってるんだけど…」(←それは今回無関係ですよ)

前記したとおり、三ノ宮からの往復料金より、高速舞子からの片道+片道のほうが

安いので結果オーライなのだが、それにしても何のための往復割引設定?

▼いったん淡路島内から高速舞子に戻り、再び徳島方面へ向かう。

明石海峡大橋に乗る直前がナイスビュー。(淡路島内→徳島)はかなり不便。

190513akashikaikyouoohashi2

ちなみにこの直後に、同じ高速舞子から徳島方面直行便高速バスに乗車したが、

まあ、インバウンドの皆さんが目立つ。

 

つまり淡路は彼らにスルーされているっちゅうこと。

淡路島を中心に営業している淡路交通と、兵庫県西部エリアをテリトリーとする

神姫バス職員の意識の差でもあるでしょう。

これも一種の「自分さえよければ」精神。そこに気づかないのがまさにイナカモノ。

もうひとつちなみに「あんた日本語だいじょうぶ?」のデジャブは

つい最近「函館中央署」で放ったのでした。その話も面白いので、

公務員怠慢エピソードの末尾にでも忘れてなかったら紹介しましょう。

ケーサツの中で「あんたヒトの話ちゃんと聞いてんの?」と大声出すって

スリルありますよ(笑)。

190524hakodatechuuoupolice

【蛇足】老婆心ながら。

「あなた日本語だいじょうぶ?」と聞かれて「自分の日本語はだいじょうぶだろ?」

なんて反応するからだいじょうぶじゃない。実はだいじょうぶ?と聞いているのは

ほんとうはコミュニケーション能力に対してなんだねえ。コトバそのものにとらわれてしまう

日本人のなんと多いことかっ! ぼぉ~っと生きてんじゃねえよ、です。


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