「甘い客探し」こそ函館ショーバイの真髄なり<PART1>
朝市だけではないんですな。函館人気質?
いや函館のショーバイ人気質…。
そろそろさ、もういいと思うんだけど引っ込められないんだよね。
引っ込めて悪影響があったら、取返しつかないから。
すなわち自分たちのクオリティに自信がないのでしょう。
朽ち果てるまでひたすら守りに入る経営姿勢。
そういえばアメトーークで中川家礼二がサンド伊達みきおに
言ってたよ。
「お客さんが飽きた!となるまで、同じギャグは続けるべき。自分で飽きちゃあいけません」
ま、それもわかるんだけど。権威のない表彰を散りばめる姿勢は褒められない。
飲食店はお客が飽きてからでは遅いと思うんだけど、
先手先手を打って、しかも外したら恐かろう。
今回大型連休の混雑を見て、甘い客が全国から函館に集まるんだよなあ
と思ったのも事実。
でもさ、これもうよくない?
さすがに料理の鉄人の時代でもないと思うよ。
そりゃあ岸さんはちゃんと遺族に承認取っちゃったから、
それもやめられない理由なの?
もうすっかり世代交代してると思う。
自らプロデュースした過去の栄光で30年進めたら、それはそれで
尊敬に値するわけだけど、函館を代表するブランドとしての誇りなんて
要らないんだよね。きっと。
まったくもって過去の栄光にすがる函館を象徴しているとも言える。
その点、これも不思議。
函館観光新聞って?
エアGってナニ?FM北海道?聞かないし。
わかんなくても「10位」が奥ゆかしいので信憑性を感じる
甘い観光客の皆さん。
ソフトクリームなんて北海道のどこで食べてもほぼいっしょでしょ?
あ、シャリシャリでジェラートっぽいって評判なんだっけ?
スムース&クリーミーを望む客だけではない、と。
食べたいときに食べたい場所で食べればいいのに、
ホント函館は甘い客を自動的に集めるので、
ついついショーバイ感覚がマヒするのもよーくわかるのだ。
裏を返せばそれだけ函館ブランドが強力だったことなんだけどね。
でも実際には裏に劣化という恐ろしい魔物が隠れている。
そのうちTA的評価でも晒してみよう。
市販の旅行ガイドを見ると、掲載飲食店のラインナップに
本当に腰を抜かす函館の幻想。
でもそれが成立しているのなら函館は偉大なのだ。
ほんとうは載っているべき店、があるわけじゃないからしかたないんだ。
こうして外の風に当たらない経営者は知らず知らず足元を見失っていく。
市内の飲食店レベルが低い元凶は間違いなくこの観光ブランド力ですから。
※追記:某NHKイーテレの番組でビジネスコンサルタントの方がおっしゃってました。
日清食品のすごいのは、定番商品は維持しつつ(もしくは繰り返し光を当てながら)、
常に新たな挑戦を繰り返している社風。おっしゃるとおり。ま、レベルが違いますけどね。
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