【2019第5回タビ】姫路城…攻略への道PART2
姫路の話は函館にとって「他山の石」として、適当だと思うので、
このシリーズもじっくり進めますわ。
19/5/18更新記事
で姫路城の概容がわかったところでPART2。
まあ簡単に言えば、1回めより2回め。
2回めより3回め。とそういうコト。
たった1回ですべてを済まそうとは横着この上ない。
対象の深さに応じて、徐々に蓄積していけばいいと。
真の城マニアなら姫路城10回は通うでしょう(笑)。
今回「攻略」と銘打ったのは、登城するにあたって大切なことが
観光案内上欠落しているから。
記録画像を撮っておいて、ヨカッタと思えたのは菱の門を入ってすぐの
これです。
で、ここまで書いておいて、登城ルートがよくわからない。
人の流れに沿っていきましょうとなると、大人の足で普通に歩いて
天守まで30分。天守を7階まで登って30分。だらだら降りてきて30分。
それで1時間半。しかしそれでも行けるルートを一種類しか通らないのよ。
大切なキーは「ろの門」のところにある「お菊の井戸」の案内板。
▲ろの門。ここを通ると苦難のつづら折りが待ってます!
▲お菊の井戸(上山里曲輪)
播州皿屋敷でお皿を数えたお菊の井戸。でそれを探して行くと、
ぬの門、りの門、備前門と抜けて、あっという間に天守前の備前丸に到着する。
あれ?ここって前回天守から下りてきて「ここかあ!」と言った場所では?
そう…なんです。
一般ルート(黄色矢印)とは敵に城を攻略させるためのルートで実際にはかなり遠回り。
▲黄色矢印の一般ルートよりオレンジ矢印のほうがスムーズ
ろの門手前で右に曲がっていくほうが、実際の登城者のルートなのだそうです。
ろの門を過ぎて一般ルートで通過するのは…
はの門、にの門、ほの門、水の一門、水の二門、水の三門、水の四門、水の五門と
続いて、水の六門が西小天守への入り口になっとります。
ぬ→り→備前ルートからは水の三門・四門の間にしゅっと割り込むことができるので
かなりショートカット。屈曲部分がぜーんぜん少ないし。
スタッフに聞いたところ、格別に混んでいるときは一方通行だけど、
きょうはそうなってない。(行ったのは土曜)
つまりは近道で上り、下りは攻略ルートで逆行したと。
同じことを試みている人はこの日、だーれもいませんでした。
やっぱり朝イチ(開場は午前9時)に行くもんだ。
一般ルートを降りていくとまだ3分の1も上ってないのに
ふうふう言っているお父さんお兄さんがいっぱいいまして、
初心者なのね、と優越感に浸った次第。
まあ、お城を一周してみると、東側にさらに天守に近い
裏口「との四門」(写真)もあるようで、(ここは急勾配で最短距離)
実際は通行止めなんですが、この迷路のような大きなお城を
観光と称して皆さん厳しい勾配をさんざん歩かされているわけですな。
それから天守の各階に案内図があるわけですが、天守の内部はそれこそ
一方通行なので上りゾーンと下りゾーンが明確で、ここは逆行不可。
何階に何があったか、上りゾーンか下りゾーンか把握していないと
ただただ上って降りるだけになっちゃいます。
もちろん天守の中をグルグルまわっていると、東西南北がよくわからなく
なるわけですが、最初に東西南北の景色をインプットしておけば、
ここらへんの窓は○階○向きだから、
外から見たらこの破風ね、とかわかってくるのねん。
というわけで、初めにリサーチ目的で記録画像を撮っておき、次回の
注意ポイントとすれば、どんどん城の理解は深まるという寸法。
まあここまでややこし楽しい城は姫路城ぐらいなので、
そうして姫路をリピートするのが理想だと、
だーれも教えてくれたわけじゃないのに勝手に思った次第。
しかーし、初心者もどきが語るレベルでも
姫路城の奥行きはまだ終わらないのであーる。
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