【2019第三回タビ・東海編】野鳥観察的まとめ
とうとう、3月の2019第三回タビもようやく最終記事になりました。
三重・岐阜・愛知3県、こういう回り方は二度とないかもしれません。でも、
函館~セントレア便は今後もお世話になる予定。
行きは午後イチ発で、帰りは午前発なので1日ソンする
タイムスケジュール。ここを工夫しないと。
それにしてもセントレアの飲食店街はにぎやか。
しばらく慣れるまでは楽しめる。
こちらはネオ街歩き編で紹介しましたが、やはり一度では浅かったですね。
まだまだけっこうマイル稼げます。
武豊(たけとよ)への東行がなければ、ソク伊勢湾横断ジェットフォイルで
津まで1時間なんだよね。次回はいせもんで晩メシ食って、
初日岐阜泊で進行しよう。
さて、津泊だった理由はドーミーインがあったから、じゃなくて
この川。安濃川。そこそこ広くていい川でした。
素敵な日の出でした。
渡り鳥たちが全然人間を怖がらない。
なかでもデフォルトはこのミヤコドリ。
日本では…千葉船橋の三番瀬、博多湾と並んで伊勢湾のこの位置で
越冬している。数えたらこの日は84羽いました。
冷静に考えると越冬個体群、多くない。彼らは朝鮮半島から南北移動、
するみたい。これが去年、函館に迷ってきていたんだよね、志海苔に。
函館市志海苔の迷いミヤコドリ(18/1/3撮)
あと伊勢湾の冬のデフォルト、シロチドリ。環境のいい場所では
渡らずに留鳥になる。シロチドリとのにらみ合い」面白かった。
先に動いたほうが負け。ジーッ。
それとことしはオオホシハジロ。ホシハジロはどこにでもいるけど、
実際武豊にもいたけど、オオホシハジロは1年に1回、日本のどこかに
紛れてきている…というレベルの渡り鳥じゃないようで。
でかいのですぐわかる。
それがここに滞在中、という情報があって、数百羽の中から発見できて
超ラッキー。一週間張り込んだんならいざ知らず、ささっと探して、
ささっと見つけられた時点で、この旅成功決定。
↓こっちは武豊編で紹介した普通のホシハジロ。去年11月は五稜郭のお堀にも来てました。
起きて動いていればデカイです。寝てたらわからんかったろうなあ。
鳥獣保護区でもない普通の川で、街から近くてこれだけのいい雰囲気は
なかなかない。松倉川も意外とレベル高いと思うけど、ここは環境として
一段レベルが違いました。
ズに乗って、津市をさらに南下して雲出川まで行ったけれど…
ここはさらに広すぎて手に終えず。香良洲という干拓された三角州を一周。
超ウォーキングで撮れたのはカワウのコロニー。カワウだらけでした。
で、アイフォン地図を見たら、武四郎記念館までそう遠くない場所まで
来ていたことに気づいて、さらに歩いたというワケ。
雲出川が津・松阪の境だったのでした。
結局、この旅の2日めは約4万歩歩いたようで、ある意味、津はかなり
満喫したといってもいいはず。ホントこれでチャリがあったら自在だったのに、
エコツーリズム無縁の三重県は残念です。
4泊めの愛知県・安城も偶然ドーミーインが安かったので決めたんだけど、
ここの公園も素敵な公園で、
函館で撮れないこんな写真が撮れました。
シロハラとイカル。こちらではそこまで珍しい鳥ではないのだけど、
函館ではめったに会えない。というか冬の時期に会うのがラク。函館市内は通過するだけなので。
他愛もない都市公園でこういうことがあるんですな、冬~春の本州では。
たぶん地元の人もその魅力を知らないでしょうね。
最終日、空港に向かう前に早朝無理して鳥見してほんとうにヨカッタ。
こうして地元民が気づかない地域の魅力に出会うのも、
こういう旅の魅力と言えます。
暖かくなってきたし、最新版・函館の魅力再発見シリーズでも始めよっかな。
函館…人間は置いといて、どう考えても自然・風景的には魅力的な街である
ことはマチガイナイからねえ。
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