「ガラパゴス退化」は喫茶店だけではないようです@函館
函館の料理人の腕をどうとか言うわけでは決してない。
もしも問題があるとすれば客のほう。
でも客あってのショーバイなので、
お店が客をうまくなだめすかして、しかるべき方向に誘導すべき
なのだと思いますよ。
「函館の客は飽きっぽくていけない」などとコメントするのは
お店に実力が伴っていないから。
以前のイタリアン話が尻切れになっているんだけど、
函館の人々はイタリアンを理解できないまま、平成を終えたのだから。
スパゲティじゃなくてパスタ、とか言ってるレベルなので。
イタリアン話で言えば、ここ↓も見立て違いでした。
まあ、そのうちレビューするんじゃないかな。
CP合わず、という範疇だけど。これで800円ならぎりセーフ。
話を戻して料理の腕と、経営手腕は別、ってことでいうと、
たとえばここ。
決して名店ではない。店頭を見てわかる。
わかるでしょ?
たぶん和食にかける思いはかなり高いレベル。
でも予約のみなので、ほとんど暖簾はしまわれていて
外に出ているのを見たことがない。
↓これが予約客を受け入れたあとの状態なら、暖簾は不要なのでは?
だからといってハコラクに出てどーする、という話。
1日1組とか、いいのよ、そういうの。
店が客を選ぶ店があってもいい。
函館の50人の社長さんが年1回のだいじなおもてなしに使って
いれば、庶民に無縁の店でも生きていける。
でも50人の社長さんがだいじな誰かをどれだけ紹介しているか、だね。
※後日、近くで客待ちをしている知り合いのタクシー運転手さんに取材したら
お店の内容は「絶賛」のコメントでした。お偉いさんに連れて行ってもらったそうです。
つまり、予約のあるときの真剣さとふだんのギャップが大きいのね。
▲これはまた別の日。この停め方で持ち主が誰かわかりますよね。
さて続いて、
某フリーペーパーに紹介されていたお店。
いったいどこにあるのだろう?そのうち探すか。
高級だから食べないけど。
…そう思っていたら偶然発見。もう直感で違うもの。
店頭が「腕に自信あります」と語ってしまっている。
脱サラして始めたお店とは思えないタカビーな構え。
いや料理について猛勉強したのでしょう。
問題にしているのはそれを評価されるステージまでたどり着くための過程。
まあ長くやってください。
でも店頭に「予約のみ」の札は必要ない。
そして大縄町に不釣り合いな和洋折衷町家。
腕が評判でも店頭がダメだったり、雰囲気の悪い高級店?が
多いことが函館のレベルを語っていますけどね。
(参考画像です…ここもね…少し店頭だけでも改装すれば?)
予約オンリーではないけど、できるだけ予約してね…
というゾーンがなく、食材ロス対策と名誉のために、
「本日貸切」的な見栄を張るお店も存在すると聞くので
がっかり。
たぶんに板さんが独立する年齢が高いせいもあるのでしょう。
長い間、真剣に料理に向かいすぎて、
客に向き合った経験が足りないということなんだろうな。
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