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2019年5月15日 (水)

【西部地区の街並みチェック<2>】末広町編PART2

金森赤レンガ倉庫以外には保存番号7のこの建物が

「伝統的建造物」に指定されている。築造は明治43年。

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明治の海産商の倉庫だったという。(ザ・グラススタジオイン函館)

海産物の倉庫でいえば、ここもそう。こちらは漆喰壁。

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2棟並んでいて現在はご存知「高田屋嘉兵衛資料館」。

でも左側は明治40年の大火前の明治36年で、右側は大正12年と

それぞれ年代が違う、という。

港の近くなので、まずは倉庫、倉庫、倉庫である。

ほかに末広町にある明治期の海産商の建物は…

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写真4点は上から順に保存計画番号2、8、9、15。

古稀庵、和雑貨いろは、市水商会(もりや)、箱館カネサ佐々木邸

これらが和洋折衷町家のはしりだと言えるだろう。

そしてこの時期の立派な建物の特徴が木造の町家にもかかわらず、

立派なレンガの防火壁が残っていること。

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▲最初のは保存計画番号14-3旧茶屋亭の防火壁。

次のは和雑貨いろはの防火壁であくまで防火壁ふう、なのがわかる。

これが日和坂を少し上がって右側にある、この建物だと

かなり趣が異なる。こちらも明治42年と大火直後の建造。

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保存計画番号19の饗場である。末広町の明治期の建物はここまで。

同じ日和坂沿いでも保存計画番号56の高橋病院天使寮は

昭和3年の建物で完全に洋風。

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おっとバス通りより上に坂を上ったので、もうこれは元町、でした。

改装のしかたによっても印象がガラッと変わることも注意しておきたいところ。

日和坂も「保存地区」の骨格をなしているので左右に

バリエーション豊かというより、かなりバラバラな建物が

揃っている。建造年代と脈絡のなさをもっと楽しみたい。


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