【2019第4回タビ・乗り鉄編】JR津軽線…本州最北は下北に取られました(笑)
さて、自分の当面の長大・旅テーマのひとつ、
全国JR盲腸線終着駅全制覇。
現在最北の未踏破駅は神奈川県扇町駅。
…なんですが、青森県の津軽線・三厩駅は
2016年に駅だけ行って、路線的には未乗車区間でした。
3年前のテーマは「奥津軽いまべつ」だったので、北海道新幹線で
下車し、バスで三厩・竜飛と乗継ぎ、再び三厩・奥津軽いまべつ・津軽中里から
津軽鉄道へ出て金木・五所川原を経由して戻った旅。
本数の少ない津軽線はパスしてました。
今回、朝イチのフェリーで11時過ぎに青森についたので、そこから津軽線全線乗車を
試みることになりました。
ダイヤ的には竜飛岬まで行こうと思えば行けるギリギリだったのですが、
それだと竜飛の滞在時間は20分。しかも三厩駅でトイレに行ってる間に
町営バスが出てしまい、乗継失敗。結局一本早い便で青森に戻ることに。
ま、今回竜飛はあまり関係ないので、小一時間三厩周辺を散策する時間ができました、とさ(笑)。
三厩の終着駅感。これですよ、盲腸線旅情の基本形。
微妙に?ほどよく?その先がある。そんなイメージ。
それともうひとつの注目ポイント。
青森~三厩の直通列車は1日1本。それ以外は双方蟹田で折り返し。
蟹田以北の津軽線は非電化区間でキハ48。
青森~蟹田は電化区間で701系。
↑蟹田駅で青森行701系が待っているところが…旅情(その逆も)
なーんでかというとかつて津軽線の蟹田までは海峡線として青函トンネルを
通過する在来線が走っていて、厳密には津軽今別からJR北海道に切り替わる。
最初は津軽線・津軽二股駅(JR東日本)だったのが、トンネル開通に伴い、
そのとなりにすぐ海峡線・津軽今別駅(JR北海道)が開業し、これがのちの
奥津軽いまべつ駅になるんですね。別会社。
なーかなかわかりにくい。
というわけで蟹田を境に電化・非電化が分かれていて、直通列車が日に一本しか
走ってない。
でも本州最北の終着駅は下北半島の大湊で、緯度最北は同じく大湊線の「下北」なのがカナシイ?三厩。
青森から数えて蟹田は11番め。蟹田以北に7駅あります。
三厩駅前の外ヶ浜町マップにあるように、外ヶ浜は蟹田地区と三厩・竜飛地区に分かれていて、
その間に今別町。いやいやなかなか不思議な構造です、青森県。
蟹田駅の北隣の中小国駅の先から、津軽線・海峡線は分かれていて、現在海峡線は
貨物輸送で使われているんですね。
いろいろ知るべき要素が多い、JR津軽線なのでした。
<おまけ>
今回は下車しなかった津軽二股駅を再掲。2016/7/7撮
最初は北海道新幹線・奥津軽いまべつと併設されていることを知らず。
どっからホームに入る?的な、無人駅。
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