函館フリーペーパー狂騒曲
なにごとも過ぎたるは及ばざるがごとし、ですけどね。
いやいや、その存在そのものを否定する気は毛頭ない。
彼らなりに一生懸命やっているでしょう。
ただね、この業界、クライアントの自己満足のために
しょうもない情報を垂れ流しすることが日常茶飯事なので
ホント受け取る側の覚悟が大切です。
自分も旅先でよくこういうメディアから情報収集するのだけど、
函館は異常だと思いますよ。
フリーペーパーの大半がほぼ地元民仕様で作られている。
だからタビビト目線じゃない。
函館のように地元民と旅行者の視点が大きく異なる場合、
「兼用」を意識したら最後、ボロカスな内容のメディアになるからね。
そもそも旅行者は「地元用」の内容に敏感。
で、自分のように「地元用」こそが旅を楽しくするベクトルだと思っている
旅人はごくごく少数派。
ハコラク対ダテパーの戦いはすでにお互いのキャパを超えているのでは
ないかな?と心配するのだが、このP社のあからさまな手抜きは何かね。
確信犯?
▲レギュラー2019-05号の32ページ以上が内容重複なので、
先に配布された「別冊」はいわば実質的に抜き刷り。刷ればイイってもんじゃなかろう。
さすが印刷会社。
そしてけっこう新鮮な驚きをもって迎えたのは老舗、創刊28年?の
このメディアのポンコツ特集。
第一弾を見る限り理解できませんでした。
転勤族におすすめ???
このタイトルって「ナンデモアリ」ってこと?
で、第二弾を見てようやく理解。
【函館の良さを知ってね】特集だったようで。
その「函館の良さ」で登場してきたお店のバラバラなこと。
内容のバラつきはいいのだけど、地理的にあまりにバラバラすぎて、
この【近い将来、函館を去る人たち】にマチアルカーをやれ、と
強制しているかのような、トンチンカンなセレクト。
がっつり市内に住み暮らしているブログ主が笑激を受けるほどの
バリエーション。谷地頭町、宝来町から山の手、陣川そして七飯まであまりに広範囲。
しかも2回めの専門店編は10軒中豆腐屋×2、八百屋×2、魚屋×2、パン屋×2…
まったくもってウラがとれていない個人的オススメのオンパレード。
ふつう編集部に「基準」は存在するものだけど、ぱっと見、右から左。
創刊20ン年、函館の街をただなんとなく見てきたのかな?
【本誌読者が選んだ】はやっぱりナンデモアリということで、
びっくりがっかり。つまりこの部分は【広告企画デハナイ】ちゅうこと
なんですなあ。
この広告主導とガチな口コミの壮絶な差こそが、函館の真実なのかと。
そういう意味で、参考になりました。
でも、どちらにも登場しない実力店(非実力店)にも
ブロガーとしては光を当てないといかんと思うわけだ。
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