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2019年4月 3日 (水)

街づくり失敗…学ばない街はこだて【PART1】

19/3/24更新記事

街づくり失敗…学ばない街はこだて【プロローグ】

プロローグ編のつづきです。

 

まずは

・予想された通り西部地区は人口が少ないこと。

・函館市内の名だたる繁華街も人口が少ないこと。

・それでも2008年から2018年の10年間で市内に人口増加の地域があること。

そこで…。

人口増加率と幼年人口の比率、老年人口の比率。

そしてその変化を町別にはじき出してみることにした。

・なんと旧亀田市(おもに旧函館市との境界部分)の人口減少が

加速していることに気づく。

では
●2018年11月時点、人口の多い町、TOP30
●2008年11月時点、人口の多い町、TOP30
Hakodatepp201811t30
Hakodatepp200811t30
●2008-18年の10年で人口の増減率が高い町、TOP10
Hakodatepp2008201811zougen

さあどうだろう。人口増減率は各町の人口ベースで市内の全町中、

2018年11月調査で人口1000人以上の町、109町を対象に算出。

人口減は「西部地区」で著しいというよりも本庁管内の人口減少率が高いことが

これでわかる。とりあえず市電の沿線…。

そして人口の多い町TOP30でかつ人口増加率の高い町TOP15にランクインするのは、

石川町、桔梗町、西桔梗町、昭和4丁目。七飯町と接する「北函館」そして

5号線沿い…が強調されていて、北東部はすでに人口減少に転じていることがわかるのだ。

だがこれはあくまで2008-2018年の10年間の変化。ことしは2019年。

数字は静かに静かに動き続けている。函館市の人口ビジョンにはこうした地域別の対策が

明確に示されているだろうか。

https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2015101300025/

無能ぶりをさらけ出しているようで陳腐に見えてならない。

ちなみに市のサイトのこのページ、更新日は19/1/17であった。リンクされている資料の日付は?

…これも一種の放置と言えまいか。

【PART2】では各々の町の人口構成とその推移について。

マチアルカーは当然飲食店をチェックする道の途中で数多の「放置」を

目撃する。そして、街の衰え、不活性を日々痛感していることを

申し添えておきたい。

おっと忘れてた。プロローグのクイズの答え。
深堀町4898人、青柳町1735人、本通3丁目1289人、元町1017人、松風町406人。
本通3丁目より青柳町のほうが人が多い。
2018年11月末、函館市公表のデータ。
念のため概略を地図に置き換えてみた。
Maphakodatezen_iki_base00_
オレンジが人口が増加している主な地区、ブルー系がその逆ね。


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