「痛いホテルを避ける」と「イケてない飲食店を見抜く」はいっしょ
こんな話を知人から聞きました。
たぶん昔話なのだと思うのだけど、
もしかしたら、いまでも珍しくないのかもしれない。
きっかけはたまたまそのタイミングで
テレビのニュースをやっていたから。
「JTB、旅行相談を有料化」。
以前、JTBに個人旅行を組みに行ったら、あまりに待たされるので
あきらめて帰ってきたという話。何泊何日でどこへ行くかも決めずに
旅行相談に訪れるポンコツがメーワクだという話でした。
そりゃJTBも言いなりのおいしい客をじっくりもてなすでしょうよ。
そう、自分も30年ぐらい前はJTBに旅行は相談するものだと思ってました。
それが旅行ガイド買いまくりの15年間を経て、今ではネットですべて情報収集が
すむタビビトに変わってきたんですからね。
痛感するのだけど、「そこ」まで進むと「その」風景が見えてくる。
でも全員が全員そこへ到達していないので。
多くの人には「それ」が見えない。
つまり観光のスキルは多様。
楽しくなる、幸せになるためのテクニックや知識は重要と
思うけれど、無縁な人は無縁。
そっからまた別の話に派生するけれど。
100の幸せで満足しない人もいれば、30の幸せで満足な人もいて、
欲望の総量はまた人それぞれで面白い。
もっと幸せになりたい!という欲深な人には共感するし、
自分もそのクチだから。
このホテルというジャンルの記事はそういう傾向のものだと思っている。
当然サービスを提供する側もその「幅」をふまえているかと思いきや、
実際にはそうでもない。
昨今はSNS由来の名所が増えているけれど、絶景の共有ひとつをとっても
ナマで見たら幸せで共有したくなるからSNSなのである。
現代人は共有欲が昔の人より急激に高まっていると思う。
またまた前置きばかり長いのだが、
旅に無縁なホテルスタッフによく出会う。だから
客とフロントはあまり絡まないシステムのほうがホテル経営側は都合が良い。
顧客満足度が下がらない。ローカルで未熟な人間が前面に出る度、
ほぼ印象が悪くなる。
客のスキルに応じたスタッフを配することは至難の技。
観光を仕事にする限り、プロフェッショナリズムはそこに介在している。
さて、函館にはその道のプロはいるのか?
旅行者としてこの街を訪れることはないので、それは知らない。
ただ、その育成を避けて通るばかりではカタチばかりの二流観光地だと
断言しておこう。
当然函館市などはそんな理解はしていない。
うーんGW進行なので本題のエピソードはまた次回に先延ばし、しておくか。
どうせ連休は忙しかろうから、またゆっくり話題をすすめたい。
このときのこの風景の話は以前ブログに書いたっけ。
まあ、あらためて掘り起こします。
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