ネオ街歩き【中間まとめ】
これまでネオ街歩き、
1.金沢
2.八戸
3.一関
4.津
と4回分紹介してみました。
19/3/10更新記事
【ネオ街歩き】第一弾→他流試合の結果@金沢
19/3/16更新記事
【ネオ街歩き】第二弾→やはり「おもてなし」問題@八戸
19/3/23更新記事
【ネオ街歩き】第三弾→ロケーションってかなり重要@一関
19/3/31更新記事
【ネオ街歩き・第四弾】津駅東口編。レベル補正の着目ポイント
能代はあまりに悲惨なので「ネオ街歩き」とは定義しませんでした。
あのときは少し歩いて「夕食は能代イオンの食品売り場で」とすぐ割り切りましたから。
さて、
この記事を見て「函館とは関係ないや」と思った人も
多かったでしょう。
ま、そんな考えでいる限り、「いい店」「訪れるべき店」の
見極め力はつかないでしょうね。
いいよ、いいよ、ハコラクや他人のブログを見てちゃんと行くから
そういうかもしれませんが、
そこには真実がありますかね?
またAさんの真実がBさんの真実とは限りませんよ。
つまりすぐ正解を教わるのでなく、効率のいい勉強法を考えるという
ハナシですからね。
それからフリーペーパーはクライアントのマイナスの部分は当然書きません。
まあすぐに正解を知りたがる人はなにごとも上達しませんし。
ケイバで当たり馬券を教えろ、という人がたまにいますが
当たり馬券がわかっても、お金が増えるかどうかは別問題ですしね。
↑金沢市1位レストランはバーガー屋さんでした。TAらしい。
というわけで実はいかに人間、目先のことだけで生きているか、
これを測定するためにこうした一見どうでもいい記事を書いている
とも言えそうです。
まあ根底にブログ主の集計好き、分析好きの血がそうさせると言っても
あながち間違いではないですが…。
↑津市のレストラン3位「いせもん」。鰻屋に負けるな!
でネオ街歩きを4回実際にやってみて、またしても見えてくることがありました。
大前提は
●価値ある店、人気店の店頭はそれなり、である
●ウェルカム精神に欠けている店で、もしそれが人気店なら超絶ハイクラスの高級店。自分には関係ない
ところが金沢、八戸、一関、津でTA(トリップアドバイザー)的ランキングと自分の探索の手応えはかなリバラバラ。
そこで
●(TAでは)駅から近い店は異常にレビューしやすい→悪いをつけない限り順位はどうしても上位に来る
●(TA的には)お手軽な店、チープな店はレビューしやすい→これも必然的に上位に固まる
●観光ガイドに載っている中でリッパな店ほど勝手に期待値が増し、価格ほどではない、となる。よほど定番の地元食材でもない限り、面白くもなんともない。
●(TAでは)外から来た観光者の目線が反映しないと、田舎な少数地元民のとんでもない評価の店が続出
このTAを食べログに置き換えても成立しますからね。
↑ここがTA的に函館のレストラン1位とはさすがに違和感
つまり、一般的な世間のクチコミと自分の感性のギャップを知らないと幸せなお店選びは
できないわけで、ひたすら鍛えるべきは自身の感性。
積み重ねるほどに「お!そういうことなのか!」がたびたび
いや果てしなく降りてくるのです。
前記の4都市を比較して、観光レベルが違う、
言い換えればおもてなし精神のレベルが違う、
もっと言えば地元の目が肥えているから、と
そういうことになります。もちろん金沢一強。
人口でいえば金沢>津>八戸>一関の順ですが
最初と次位には大きな差がありました。
岐阜はそういう観点で街を歩いていないので、記事を書きませんが、
たぶん金沢と津の間に入るでしょう。
お察しの通り、じゃあ函館のポジションはどのへんか?
なぜその程度なのか?
ということも考察の対象になりえます。
勘違いしてほしくないのは
ここでの目的は具体的に函館のレベルが高いか低いかの数値化ではなく、
まず自分にとってどうなのか、を知ることにあるんですね。
自分のモノサシさえしっかりしていれば、他人がどう言おうと
C店は好み、D店はイマイチ、とはっきり評価をくだせるわけです。
TAランクの高い店がいい店とは言い切れないし、ハコラクに
きれいな記事が載っても、行ってみて店頭で「これはないな」と思えば
入店をしなければいい話。そうすればお店選びの失敗はぐんと減ることでしょう。
だから、このブログでは自分はこう感じた、こう思ったをはっきり書きますが、
同意を強制するつもりはみじんもありません。
ただ「こういう観点で見たら」E店はダメなんだから、F店も同様に
イケてないでしょう、という識別力強化論について語りたい、というのがホンネです。
さて、この理屈が崩壊する可能性がひとつだけあります。
以下のケース…
□(自分は)外食する気はまったくないが、他人のあーだこーだを見たり読んだり妄想するのがダイスキ
そうそう昔いましたね。パソコンをマスターしたいとか言って本ばかり買って実際にPCを買わない人。
一応それも含めてブログのPVなんで5%ぐらいそういう人がいても許容します(笑)。
でもブログ主の実戦経験がまったく伝わらないのはわかりきっているので、無駄だなあ、
思いますが。
さてネオ街歩き第5回は常滑市のセントレア、中部国際空港ターミナルビル。
第1~4回とはまったく違ったシチュエーションでヒトビトの欲望が渦巻いていて
たった15分歩くだけで面白かったですよ。
まさに1位が意外中の意外。でもある意味ナットク。
近日公開予定です。
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